2024年10月18日、東急電鉄二子玉川駅構内にウォークスルー決済導入店舗「ローソンS Lawson Go +toks 二子玉川店」がオープンします。この新しい店舗では、商品を手に取って店外に出るだけで決済が完了するため、時間を節約できる新感覚の買い物体験が提供されます。
店舗の特色
ローソンは2020年から従業員専用のウォークスルー店舗を試験的に導入してきましたが、ついに一般のお客さま向けの店舗がスタート。店名のとおり、こちらの店舗は東急ストアが運営し、2024年から2025年までの期間限定で営業されることが決まっています。
店舗の位置は、二子玉川駅の定期券発売所跡地で、営業時間は朝7時から夜8時まで。小さな店舗面積(42.26㎡)でありながら、取り扱う商品は約380アイテムと豊富で、おにぎりやベーカリー、飲料など日常的に必要なアイテムが中心です。ただし、酒やたばこ、冷凍食品などは取り扱っていないので注意が必要です。
効率化とデジタル技術
この店舗の大きな特徴は、株式会社NTTデータとCloudpickが共同開発した「Catch&Go®」というシステムの導入です。店内に設置されたカメラと重量センサーを組み合わせることで、AIがお客様の動きをリアルタイムで把握し、購入したアイテムを自動で決済してくれます。これにより、初めての利用者でもスムーズに買い物ができ、ストレスを感じることはありません。入店時にはLINEで取得したQRコードを提示するだけで済むので、専用のアプリも必要なく、手軽さが光ります。
期待される効果
流通業界では労働人口の減少が深刻な問題として認識されていますが、ローソンと東急はこの新たな試みを通じて、業務の効率化とお客様に便利なサービスの提供を両立させることを目指しています。特に、駅を利用する多くの人々にとって、大きなメリットとなるでしょう。また、購入までの時間を短縮することにより、満足度の向上にも寄与すると考えられています。
今後の展望
ローソンと東急はこれまでも、駅型コンビニエンスストアを展開しており、連携を強化してきました。今回の新店舗の運営を通じて、さらに多くの顧客の期待に応えるため、利用状況を分析し、今後の展開を検討していく方針です。
この新しい購入体験が、忙しい日常生活を送る皆さまにとってどれほどの便利さをもたらすのか、大いに期待が寄せられています。二子玉川駅に立ち寄った際は、ぜひ「ローソンS Lawson Go +toks」を体験してみてはいかがでしょうか?