アフリカ市場を開拓するチャンスと成功事例を学ぶセミナー開催
今年もアフリカ市場の可能性を広げるための重要なイベントが開催されます。来る第9回アフリカ開発会議(TICAD9)のパートナー事業として、アフリカ市場に特化したセミナー「先駆者の取り組みから学ぶ実践の鍵」が行われます。このセミナーは、YUSA(YOKOHAMA URBAN SOLUTION ALLIANCE)、JCCP M株式会社、横浜市国際局が共催し、カタール航空や株式会社道祖神が後援をしています。
アフリカ市場の現状とは?
アフリカが「ラスト・フロンティア」として注目されてから10年が経過しました。この間、欧米の企業だけでなく、中国の投資も急速に増加しています。また近年は、新型コロナウイルスの影響が収束しつつあり、中東や東南アジアからの企業もアフリカ市場に目を向けるようになっています。
しかし、日本企業のアフリカ市場への参入は、他国と比較すると遅れをとっています。2014年には584社の日本企業がアフリカに進出していましたが、2023年には948社に増えています。投資額は日本が80億ドルにとどまる一方で、オランダが約1090億ドル、フランスが約580億ドルを投資しています。このギャップを埋めるためには、日本企業のさらなる積極的な行動が求められます。
セミナーの内容と目的
本セミナーでは、アフリカ市場に進出している成功事例のある企業の講師を招き、以下のようなテーマに焦点を当てます。
- - アフリカ市場の特性
- - どのようにビジネスを始めるべきか
- - 日本企業がアフリカで行っている先進的な活動
さらに、企業向けに人気の高いケニアでのビジネス視察ツアーを企画しており、セミナー中にその概要についても説明する予定です。参加者からの質問にもお答えする時間を設け、アフリカビジネスに関するさまざまな疑問に触れることができます。
参加方法
参加者は一般と報道関係者に分かれており、一般の方には専用の申し込みページやQRコードから、報道関係者の方は必要な情報をメールで送信する形で参加が可能です。視聴方法についてもオンライン参加ができ、Teamsウェビナーの配信リンクが郵送されます。
セミナープログラム
セミナーは以下のプログラムで進行されます:
1. 開会の挨拶(保延 勇太YUSA事務局長)
2. アフリカのビジネス環境と展開方法(杉野 晋介JCCP M株式会社マネージャー)
3. 具体的な取り組み事例紹介(各企業のマネージャー)
4. ケニア視察ツアーの参加者募集(石原 裕介株式会社道祖神)
5. カタール航空のネットワーク紹介(吉澤 健カタール航空 日本支社シニアアカウントマネージャー)
6. 閉会の挨拶(堺 夏七子JCCP M株式会社代表取締役社長)
7. 名刺交換会(会場参加者のみ)
登壇者の紹介
数名の登壇者がそれぞれの企業から参加し、アフリカ市場における自身の経験や事例を共有します。彼らはそれぞれ異なる業種でアフリカビジネスに取り組んでおり、その多様な視点からアフリカ市場の魅力や課題についてお話しします。
本セミナーを通じて、日本企業はアフリカ市場におけるビジネスの可能性を広く理解し、未来への投資を促進するきっかけとなるでしょう。今後ますます注目されるアフリカ市場に一歩足を踏み入れて、競争力を高めていくことが期待されています。