2023年、日本におけるスポーツ人気の実態
ニールセン スポーツ ジャパン株式会社が発表した「人気スポーツ、イベント、スポーツチーム ファンサイズ・ランキング 2022-2024」で、日本のスポーツ人気に関する興味深いデータが示されました。このレポートは、全国の16歳から69歳の男女を対象にした調査に基づいており、2024年のデータを主軸としつつ、過去のデータも活用して順位づけが行われました。
野球が1位を独走
調査によれば、日本において最も人気のあるスポーツは引き続き野球であり、3100万人以上のファンを抱えているとされています。これは、調査開始以来6年連続の結果です。野球の人気は高く、テレビでの視聴者数やファンの認知度もトップを維持しています。続くはサッカーで、ここでも視聴経験で1位に立つなど、サッカーの人気も根強いものがあります。
フィギュアスケートが後退
フィギュアスケートは、過去2年間2位を維持していましたが、今回は3位に降格しました。これは、他のスポーツイベントや選手が台頭してきたことを反映しています。特に2024年は五輪が開催されるため、スポーツ全体の視聴動向に影響が出る可能性があります。
世界のスポーツ人気にも言及
さらに、日本人が興味を持つ世界のスポーツイベントについてもランキングが発表されました。1位は夏季五輪、次いでパリ五輪、冬季五輪と続き、これらは五輪の影響が色濃い結果となっています。プロリーグにおいては、専門的結果が示されており、日本のプロ野球が1位、米メジャー・リーグ(MLB)が2位、Jリーグが3位です。これは、日本人がいかに国内リーグと国際リーグに関心を寄せているかを示すデータです。
ロサンゼルス・ドジャーズの人気
特に注目すべきは、日本のプロフェッショナル・スポーツ・チームのランキングで、ロサンゼルス・ドジャーズが1位に輝いている点です。このチームには大谷翔平選手と山本由伸投手が所属し、2024年にはワールドシリーズを制覇しています。これにより、国内の他のスポーツチームを超える断トツの人気を誇っています。22年に1位だったロサンゼルス・エンゼルスは大谷選手の移籍の影響で9位へと転落しました。
まとめと今後の展望
この調査は、日本におけるスポーツの現状を包括的に理解するための貴重な手掛かりを提供しています。今後、パリオリンピックの開催などにより、さらにスポーツ人気がどう変化していくのか注目されます。また、侍ジャパンのような国内チームが国際舞台での活躍を不断に続ける限り、野球の人気は安泰と言えるでしょう。
レポートにはさらに、認知度やコアファン数、視聴者数に基づくさまざまなスポーツ人気ランキングが掲載されています。具体的には、日本のスポーツ人気ランキングトップ20、日本人に人気のあるスポーツイベント30、スポーツリーグ30、そしてスポーツチーム50の詳細が含まれており、スポーツビジネスやマーケティングにとっても重要な指標となるでしょう。全レポートについての詳しい情報は、ニールセン スポーツ ジャパンに問い合わせることができます。