次世代教育を切り開く『L+ETC構想』に関する発表
次世代教育を創造する『L+ETC構想』
教育の現場に新たな風を吹き込むため、学校法人OCCが運営する教育テック大学院、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社、H&Eテクノロジー株式会社の3者は、次世代教育プロジェクト「L+ETC構想」の実現に向け、連携協定を締結しました。これは教育、テクノロジー、コンサルティングの融合を図るもので、その名は「Learning(学び)、Education(教育)、Technology(テクノロジー)、Consulting(コンサルティング)」の頭文字を取ったものです。
教育テック大学院大学は、2025年春にフルオンラインで開設され、テクノロジーを駆使した教育の変革をリードする人材を育成することを目指しています。ウィルソン・ラーニングは、組織と人材の成長を支援するコンサルティングに特化した企業であり、証券取引所に上場しています。一方、H&Eテクノロジーは、AIカメラを駆使した教育現場の見守りやデータ活用に取り組んでおり、教育分野とAIテクノロジーの統合を推進しています。
この3者がそれぞれの強みを生かしながら手を組むことによって、次世代の教育インフラを再構築しようというのが、この協定の主要な狙いです。
期待される具体的な成果
具体的な施策として、以下の5つの項目が挙げられます。
1. 共同開発: 児童向けプログラム「ウィルソン・ラーニング for Kids & Youth」を共同で開発し、教育現場に取り入れます。このプロジェクトは、2027年に英国に開設が予定されている「ゴードンストウン・スクール」でのトライアルを通して実施されます。
2. AIティーチャーの開発: 子ども向けAIティーチャーを共同設計し、教育の質を向上させるための新たなツールを開発していきます。
3. 社会人向けプログラム: 大学院の単位互換制度の検討を行い、社会人でも学べる環境を整えていきます。
4. 実証実験とフィードバック: 教育インフラにおけるAI技術の実装に向け、多角的な実証実験とフィードバック収集を行い、知見を共有します。
5. 共同展開戦略: 国内外で効果的な共同展開戦略を策定し、教育に関する情報発信との推進に努めます。
この連携によって、ウィルソン・ラーニングの教育設計力、OCCの教育テック大学院での研究・実装力、H&EのAI開発及びインフラ提供力が結集され、教育のイノベーションが加速することが期待されています。
今後の展開
今回の協定に関連して、2025年9月16日(火)19時より、オンラインシンポジウム「AI時代の人材戦略」が開催されます。このシンポジウムは教育テック大学院とウィルソン・ラーニングが主催するもので、今後の教育戦略におけるAIの活用についての議論が交わされる予定です。
詳細な情報は教育テック大学院大学の公式ウェブサイトでも確認できます。教育インフラの未来を切り開くこのイニシアティブに、ぜひ注目してみてください。
会社情報
- 会社名
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学校法人OCC
- 住所
- 大阪府大阪市阿倍野区丸山通1-3-61
- 電話番号
-
06-6652-2091