都知事杯オープンデータ・ハッカソン2025について
2025年10月26日(日)、東京都にて「都知事杯オープンデータ・ハッカソン2025」の最終ステージが開催される予定です。これは、行政が所有するデータを市民と民間企業が活用し、新しいサービスを生み出すことを目的としたイベントで、都民のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上を促進する取り組みの一環です。
今年度は過去最多となる1,327名が応募し、厳正な選考を経て24件の優秀な提案が選ばれました。最終ステージでは、これらの提案に基づいて最優秀賞である「都知事杯」や、視聴者投票によって選出される「オーディエンス賞」など、さまざまな賞が贈られます。
開催概要
- - 日時: 令和7年10月26日(日曜日) 13時〜18時(予定)
- - 内容:
- 13:00~17:30: 最終プレゼンテーション・審査
提案作品24件のプレゼンおよび審査を行います。
- 17:30~18:00: 表彰式
最優秀賞やその他の賞の贈呈、フォトセッションが行われます。
視聴者はオンラインにてこのイベントを視聴でき、その上でオーディエンス賞の投票にも参加可能です。視聴にはPeatixからの事前登録が必要です。
ハッカソンとは
「ハッカソン」は「ハック」と「マラソン」を組み合わせた言葉で、限られた時間内に課題解決のためのアイデアやサービスを開発するイベントです。東京都のオープンデータを利用し、行政や市民のニーズに応じたデジタルサービスを提案することが求められます。過去のハッカソンでは、例えばリアルタイムでの熱中症リスクを可視化するマップや、支援が必要な人々のためのウェブサイトが開発されています。
今年度は新たに「学生賞」が設けられ、若い世代の新しいアイデアにも光を当てる開かれたイベントとなっています。
これまでのハッカソンの成果は、都民の生活をより良くするための具体的な施策として反映されており、実際に実装されたサービスは28項目に及びます。各参加者は、専門的なアドバイスや支援を受けながら、より質の高い提案を目指します。
参加を呼びかけ
このイベントを通して、多くの市民や企業が中心となり、東京都の未来に向けたデジタル革新の一翼を担うことが期待されています。オープンデータを活用し、新たなサービスの創出に挑戦する皆様の積極的な参加をお待ちしています。
詳細情報や過去の受賞作品に関する情報は、特設サイトをご覧ください。
URL:
オープンデータ・ハッカソン特設サイト
本ハッカソンは「2050東京戦略」の一環としても位置づけられており、デジタル技術を駆使したスマートシティの実現に向かう重要な取り組みです。