再倖築、パリコレで発表したサステナブルな新作を日本橋で展覧

再倖築、パリコレでの革新を日本橋で発信

2025年3月9日、再倖築がパリ・ファッションウィークにおいて、2度目のコレクションを発表しました。今回のコレクションは「パンク」をテーマに、独自の視点から展開された15体のルックが特徴です。このショーは、パリのシャングリ・ラホテルで行われ、その荘厳な空間は、一つ一つのルックが持つ力をさらに引き立てました。特に注目すべきは、既存のファッションの枠を超えた大胆かつ革新的なデザインと、リメイク技術の巧みさです。

サステナブルかつアートなコレクション

再倖築の新作は、日本の伝統技術とサステナブルな素材を融合させたもので、環境への配慮を大切にしています。特に、長野県飯綱町をはじめ、複数の企業が協賛し、持続可能なファッションを実現しました。

1. 飯綱町のりんご染めファブリック

長野県飯綱町役場は、日本有数のりんごの産地として知られ、その地域資源であるりんごの皮を廃棄せずに染料として使用する「りんご染め」を行っています。この取り組みは、自然な色合いを持ちつつ、環境にも配慮したものであり、再倖築のコレクションに採用されることで、地域の魅力をファッションで表現することが実現しました。

2. La-Chiffonによる大島紬の新たな姿

奄美大島に拠点を置く「La-Chiffon」は、伝統工芸である大島紬を現代に融合させ、独自の技術で開発された布地を使っています。このコレクションでは、再倖築ならではのシルエットとともに、伝統と革新の美を体験できます。

3. fucicaの装飾アート

「fucica」は、日本の伝統色「大和色」を基軸とし、高発色のメイクアップを展開するブランドです。今回は、古い着物や鞄のパーツを使用し、装飾美品の制作を行い、それぞれの作品に心の物語をたたえています。

4. THE BLOSSOのジュエリー

ジュエリーブランド「THE BLOSSO」は、“永遠に咲き続ける花”という理念のもとに、高品質なステンレスを用いて独自の輝きを持つ商品を制作しています。再倖築の衣装と組み合わせることで、個性的な個々の美しさが表現されました。

ブランドコンセプト

再倖築は、「既存のものを壊し、新しいものに作り替える」という理念のもと活動するリメイクファッションブランドです。古着の再利用によって、持続可能な未来を追求し、唯一無二のデザインを生み出しています。彼らの目指す自由で革新的なファッションの可能性は、毎年進化を遂げています。

日本橋高島屋にてPOPUP開催

再倖築の新作コレクションを実際に見ることができるPOPUPイベントが日本橋高島屋S.C.で開催されます。パリコレで発表されたアイテムを直接手に取る貴重な機会です。開催日時は4月30日から5月6日まで、場所は日本橋高島屋本館1階のSPACE1-②となります。サステナブルな視点と革新が詰まった再倖築の世界観をぜひ、この機会に楽しんでください。

再倖築ブランドプロデューサー: 渋川創一郎
Email: [email protected]
TEL: +81-70-3610-3150