ロシア発行クレジットカード利用制限の背景と影響について

ロシア発行クレジットカードの利用制限

マックスコネクト株式会社は、2022年3月3日からロシア連邦で発行されたクレジットカードに対する利用制限を行っています。この措置は、現在の国際的な情勢に基づくものであり、リスクの高まりを受けた重要な決定です。

利用制限の詳細

利用制限は、クレジットカードのBIN番号によって行われます。この番号は、カード発行国や地域を識別するためのもので、特に不正利用や決済取消し（チャージバック）、返金（リファウンド）のリスクを軽減するために導入されました。

対象となるクレジットカードブランドは次のとおりです：

- Visa
- Mastercard
- AMERICAN EXPRESS
- Diners Club INTERNATIONAL

合計3131件のBIN番号が利用制限の対象となっています。

この結果、マックスコネクトを通じて決済サービスを利用する店舗では、ロシア国内の金融機関が発行したほとんど全てのクレジットカードでの支払いができなくなります。特に問題となるのは、新しく設立された金融機関が発行したカードやオンラインデビットカードについてです。これらのカードに関しては、把握しきれない部分があり、場合によっては決済が行われる可能性も残されています。

なぜこの決定に至ったか

このような利用制限を設ける背景には、国際情勢の変化が影響しています。特にロシアから発行されるクレジットカードに関しては、不正利用のリスクが高まっており、これに備える必要があったのです。クレジットカードの不正利用は、資金の流出や顧客の信頼を損なう重大な問題です。したがって、マックスコネクトとしても、決済サービスの安全性や安定性を最優先事項として取り組んでいるのです。