株式会社グローバル・リンク・マネジメントが東和銀行からの資金調達を実施
東京都渋谷区に本社を置く株式会社グローバル・リンク・マネジメント(以下、GLM)は2024年12月27日(金)、株式会社東和銀行からの借り入れを通じて「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下、PIF)」に基づく資金調達を実施しました。この取り組みは、サステナビリティの推進と働きやすい職場環境の整備を目指すものです。
ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)とは?
PIFは国連環境計画・金融イニシアティブによって定められたポジティブ・インパクト金融原則に基づく融資手法で、企業の活動が環境、社会、および経済に及ぼす影響を評価し、ポジティブな効果の創出とネガティブな影響の低減を目指します。GLMは、この手法を用いて借り入れの他、継続的なモニタリング支援を受けることができます。
GLMはサステナビリティと人的資本経営を企業の重要な方針に掲げ、これを企業理念の中核に据えています。今回のPIFを通じて、環境への配慮を持った物件の開発や快適な職場環境の整備に関する具体的な目標を設け、それに対する評価も行われます。
融資の概要と資金の使途
GLMが実施した融資は、2024年12月27日付で総額5億円で、資金の使途は事業資金となっています。この資金は主に環境対応の物件開発や働きがいのある職場の創出に活用される予定です。
1. 環境対応の物件開発に向けた取り組み
GLMは、環境にも配慮した住宅の開発を行い、住み良いまちづくりを目指しています。具体的には、「駅から徒歩10分圏内」や「高い地価」というコンセプトのもと、高断熱・省エネに優れた物件を開発することで、持続可能な地域社会の形成に寄与することを目指しています。
また、既存の中古物件に対してもリノベーションを行い、環境に優しい・かつ耐震性の高い建物に生まれ変わらせることで、地域住民や働く人々のウェルビーイングを追求しています。
2. 働きがいのある職場環境の整備
GLMは、従業員の平均年収引上げを目指し、働きがいのある職場環境の構築を進めています。従業員数を維持しつつ、2027年までには平均年収を1,000万円以上に引き上げる目標を掲げています。
これにより、従業員が働きやすく、かつ成長を感じられる職場を実現し、企業の成長や地域社会への貢献にもつながると考えています。
今後の展望
GLMは今後も環境配慮型の物件開発や人的資本経営を推進し、サステナブルな社会の実現を目指します。また、この融資を通じて得た知見を活かし、より良いサービスを地域社会に提供することにも注力していきます。
この取り組みが地域の活性化や、持続可能な社会の形成へとつながっていくことを期待しています。さらに詳しい情報や最新の進捗については、GLMの公式ウェブサイトをご覧ください。