バブアーとリーバイスの共演が実現!170年以上の歴史を誇るこの2つのブランドが手を組み、海を越えたコラボレーションを発表しました。両者はそれぞれの伝統とクラフトマンシップを融合させ、ユニークなコレクションを展開しています。
伝統と革新の融合
ここで紹介されているコレクションは、バブアーの代名詞であるワックスコットンと、リーバイスのクラシックなデニムとのハイブリッドアイテムです。これにより、機能性と耐久性に優れたデザインが生まれ、どちらのブランドのファンにも満足させる仕上がりになっています。
両ブランドは共に19世紀に設立され、当初は漁師や港湾労働者、アメリカの鉱夫を対象にワークウェアを提供していました。今もその精神を受け継ぎ、時代を超えて愛される製品を作り続けています。
コレクションの特徴
今回のコレクションでは、バブアーのアウターウェアのノウハウと、リーバイスのタフなデザインが組み合わされています。具体的には、以下のようなアイテムがラインアップしています。
- - Levi’s × Barbour SPEY Jacket(WAX):タバコカラーのワックスコットンにブラウンコーデュロイの襟、リーバイスのアーキュエットポケット。
- - Levi’s × Barbour OS BEDALE Jacket(DENIM/WAX):ダークネイビーのワックスコットンとデニム素材の組み合わせ。
- - Levi’s × Barbour TYPE 2 Jacket(DENIM/WAX):バブアーの伝統的なオリーブトーンにリーバイスのインディゴデニム。
さらには、コーデュロイパンツやグラフィックTシャツなど、どれも両ブランドの特徴を反映したアイテムが揃っています。特にワックス加工が施されたアイテムは、着るごとに深まる風合いが魅力的です。
プロジェクトの背後にある思想
キャンペーンは、写真家のTbone Fletcherによって撮影され、スタイリングはTirino Yspolが担当。彼らは、「1万時間の法則」にインスパイアされた作品を展開し、熟練の現代クラフトマンたちをモデルに起用することで、現代の職人技術とその美学を表現しました。
現代のクラフトマンには、カスタムスピーカーを手がけるShivas Howard Brownや、陶芸家のLev Rosenbush、家具職人のAndu Maseboなどが参加しています。これにより、新たなクラフトの未来が見えてきます。
修理と持続可能性への取り組み
さらに、バブアーとリーバイスの理念を体現する「Barbour×Levi’s Re-Loved(リ・ラブド)」プロジェクトも注目されています。これは、ユーズドのリーバイスのヴィンテージデニムをバブアーのワックスコットンで再構築し、新しい価値を生み出す取り組みです。
これらの取り組みは、ただ商品を提供するだけでなく、持続可能なファッションを目指す動きです。リサイクルやアップサイクルの精神を大切にし、着用する人の個性を反映させる文化を育んでいく姿勢が伺えます。
販売情報
このコレクションは、2025年10月30日から全世界で同時発売され、バブアー公式オンラインストアやリーバイス公式サイトなどで手に入る予定です。また、特定の直営店舗でも販売されます。
このコラボレーションは、単なるファッションの枠を越え、両ブランドの歴史と哲学が反映された重要な試みとなっています。私たちの日常に溶け込みながらも特別なアイテムとして、確かな存在感を放つことでしょう。