コクヨがイタリア家具ブランド「MATTIAZZI」と独占契約開始

コクヨが誇る新たなオフィス空間を豊かにする提案

コクヨ株式会社は、2025年1月上旬にイタリアの人気家具ブランド「MATTIAZZI（マティアッツィ）」との独占販売契約を発表しました。これは、コロナ禍を経てオフィス環境が変化する中、社員のワークエンゲージメントを高めるための重要なステップです。コクヨは企業に求められる「らしさ」を引き出し、オフィスの在り方を再定義するとともに、チーム力の強化を目指しています。

1. 躍進するオフィスデザインのニーズ

近年、私たちの働き方は多様化し、オフィスも単なる働く場所から、社員が活き活きと仕事ができる空間へと進化しつつあります。コクヨは、企業の特徴を生かしたオフィスデザインの提案を強化しており、特に木質空間へのニーズが急増しています。そこで、MATTIAZZIのプロダクトが登場することで、より魅力的なオフィス空間を創出することが可能になると期待されています。

2. MATTIAZZIの特徴

MATTIAZZIは1978年に北イタリアで設立されたインテリアブランドで、環境に配慮した高品質の木製家具を製造しています。特に注意を払っているのは、木の素材感を活かしたデザインであり、金属素材を極力使わないスタイルを貫いています。これにより、自然な温かみが感じられるプロダクトを提供しています。

また、同ブランドのプロダクトデザインには、世界的なプロダクトデザイナーであるコンスタンティン・グルチッチが関与しており、ブルレック兄弟やジャスパーモリソンなど、著名なデザイナーとのコラボレーションによって独特のデザインを生み出しています。

3. 主な人気商品

MATTIAZZIの中でも特に人気が高いのは「CLERICI（クレリチ）」、「CUGINO（クッチーノ）」、「OSSO（オッソ）」、「PRIMO（プリモ）」と呼ばれるシリーズです。これらのチェアやスツールは、どれも独创的なデザインと高い機能性を兼ね備えており、オフィス空間を刷新するアイテムとして注目されています。

まとめ

2025年の販売開始が待たれるMATTIAZZIのプロダクトは、日本国内のオフィス、教育、医療、官公庁施設など、幅広い用途での展開が計画されています。コクヨは、このパートナーシップを通じて、一層魅力的なオフィスデザインを提案し、働く人々の環境をさらに豊かにしていくことを目指しています。この新しい家具ブランドとのコラボレーションにより、コクヨは未来の働き方の象徴となることが期待されています。