江戸映画特集
2025-04-01 12:32:38

神保町シアターで楽しむ、江戸文化を映し出す映画特集

江戸文化の煌めきとともに『神保町シアター』で映画を楽しむ



神保町シアターでは、2025年4月5日から5月2日まで、特集上映「映画で紐解く――花街、色街、おんなの街」が開催されます。この特集では、江戸時代の有名な遊廓である吉原をテーマにした作品が多く上映され、時代の女性たちの生き様を描く映画が集結します。

江戸時代、公認の遊廓として発展した吉原は、最近の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の舞台にもなっており、多くの人々の注目を集めています。この時代、遊女たちは自らの生き方を選び、時には厳しい環境の中で体を張って生活していました。特集上映では、そんな女性たちの物語を描いた名作映画が登場します。

上映作品リスト



特集上映では、以下の名作たちがスクリーンに登場します。これらの作品は、いずれも江戸文化や遊廓の魅力を余すところなく伝えています。

  • - 『吉原炎上』(1987年)
監督:五社英雄
出演:名取裕子、藤真利子、かたせ梨乃
吉原の花街を舞台にした物語で、遊女たちの悲哀と美しさが描かれています。

  • - 『濹東綺譚』(1960年)
監督:豊田四郎
出演:山本富士子、芥川比呂志、新珠三千代
永井荷風の作品を基に、東京の下町を舞台にした物語です。

  • - 『陽暉楼』(1983年)
監督:五社英雄
出演:緒形拳、池上季実子、浅野温子
遊女たちが集う場の華やかさと、彼女たちの内面的な葛藤が描かれています。

  • - 『浪花の恋の物語』(1959年)
監督:内田吐夢
出演:中村錦之助、有馬稲子、片岡千恵蔵
近松門左衛門の原作による、恋と情熱の物語が織りなされます。

この他にも、様々な年代の名作映画が取り揃えられています。特に、江戸文化を知る上での貴重な資料とも言える作品たちです。

料金・場所・注意事項



会場は、東京・千代田区に位置する神保町シアターです。入場料は、一般1400円、シニア1200円、学生1000円となっており、幅広い観客にアクセス可能です。
また、特集期間中の4月15日(火)は設備点検のため休館となりますので、ご注意ください。

上映に関する詳細情報やチケットの購入は、神保町シアターの公式ホームページで確認できます。

古き良き日本映画を楽しむ



この特集上映は、映画ファンだけでなく、歴史や文化に興味がある方にもおすすめです。映像を通じて、当時の女性たちの生き様を感じながら、映画を楽しむことで、一層深く江戸文化に触れることができるでしょう。
ぜひこの機会に、神保町シアターを訪れてみてください。


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会社情報

会社名
株式会社小学館
住所
東京都千代田区一ツ橋2-3-1
電話番号
03-3230-5375

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