奥入瀬渓流ホテルで春の苔を堪能する「春のお苔見」プログラム

奥入瀬渓流ホテルで春の苔を愛でる特別プログラム「春のお苔見」

青森県十和田市に位置する「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」では、2025年の春、特別な苔の観察プログラム「春のお苔見」を実施します。このプログラムは3月17日から5月31日までの期間、奥入瀬渓流の美しい自然の中で、通常は見落とされがちな苔の花をじっくり愛でることを目的としています。

苔の花とは？

奥入瀬渓流は、さまざまな種類の苔が自生する場所として知られています。特に、日本には約1800種の苔が存在する中、約300種がこの地区に集まっています。その多様性は2013年に「日本の貴重なコケの森」に指定されるほどで、春の時期には「胞子体」と呼ばれる小さな苔の花が目を引きます。多種多様なデザインを持つこれらの苔の花は、自然の中で特別な瞬間を体験する絶好の機会です。

特徴1：お苔見さんぽ

このプログラムの目玉は「お苔見さんぽ」です。奥入瀬渓流の苔を熟知したコンシェルジュが、苔の花が見られるスポットを巡るガイドツアーを提供します。

たとえば、金色に輝く短毛が特徴の「カラフトキンモウゴケ」や、丸く可愛らしい形状の「タマゴケ」など、さまざまな苔の花を観察できます。限られた期間にしか見られないこれらの苔の花を、ルーペを使ってじっくり観察することができるのです。ツアーは午前10時から12時まで行われ、予約は公式サイトから可能です。

特徴2：苔の花ディスカバリー

新たに登場する「苔の花ディスカバリー」では、実物の約50倍の大きさの苔の花オブジェを使用し、その形や生態について学べるワークショップが開催されます。このオブジェを使って、渓流コンシェルジュが苔の花の本質や面白さについて分かりやすく解説します。この体験を通じて、参加者は苔の花の魅力を深く理解し、その後のお苔見さんぽをさらに楽しむための知識を得ることができます。

特徴3：お苔見パーフェクトセット

「春のお苔見」に参加する宿泊者は、「お苔見パーフェクトセット」をレンタルできます。このセットには、倍率の異なるレンズのルーペ、スマートフォン用のマイクロレンズ、さらに倍率を調整できるオリジナルスコープが含まれています。これを使うことで、苔の花の細かなデザインに触れ、その愛らしさを存分に楽しめます。

プログラムの開催概要

「春のお苔見」は、宿泊者を対象としたプログラムであり、天候によって中止される場合もあります。詳細なスケジュールや参加費用については公式サイトで確認できます。奥入瀬渓流の豊かな自然の中で、心を癒やすひとときを過ごしてみませんか？

ホテルの魅力

「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」は、奥入瀬渓流の美しい景観を背景に、癒しの空間を提供しています。露天風呂から渓流を眺めたり、岡本太郎の巨大暖炉があるロビーで心を安らげたり、自然との一体感を感じることができます。心から満たされる滞在を実現できるこのホテルで、苔の花を愛でる特別な春の体験をお楽しみください！