オンライン講演会「再び、さらに、その先へ」の概要
2026年10月30日、理学療法士の塚田滉大さんが『再び、さらに、その先へ』というテーマでオンライン講演会を行います。この講演会は、塚田さんが14歳の時に経験した脳出血とその後のリハビリ生活を通じて得た知見を基に、患者を見つめる医療の重要性について語るものです。
「人をみる医療」とは
塚田さんが掲げる「人をみる医療」とは、医療従事者と患者の関係性を重視するアプローチです。彼は、脳出血を乗り越える過程で、医療現場での関わりが患者の人生にどれほど影響を与えるかを実感しました。入院中のサポートが終わると、患者はその後の人生をどう生きるのかが大切です。
実際に彼が講演で伝えたいポイントは、医療従事者は患者の回復を願い、その後も支援を続けることの意義です。いかに患者が日常生活で達成感を感じ、満たされた人生を歩んでいくのかを考える必要があります。
脳出血の体験から学んだこと
塚田さんは、2014年に脳動静脈奇形による脳出血を発症しました。手術後、言葉を失い、身体の運動能力が制限される中で苦しんだものの、その逆境は彼を理学療法士へと導きました。この経験から彼は、例えば「当たり前のこと」がどれほど貴重であるかを悟り、それを新たな視点で捉えることの大切さを講演で発信します。
彼は病気を経験したことにより、多くの日常が実は特別であることに気づきました。歩けることや話せること、大切な人と過ごせることなど、当たり前に思っていたことが失われたことで、逆にその価値を明確に認識するようになったのです。この考え方が、彼の講演にも織り込まれています。
患者と医療従事者の関係性
講演の中で塚田さんは、医療従事者が患者と接する中での心のケアの重要性を強調します。リハビリテーションの現場で、単に身体機能の回復だけでなく、患者の心の状態や価値観への配慮が、より良い医療を提供する鍵となります。様々な体験を通じて、彼が何を学び、どのように成長してきたのかを伝える貴重な機会です。
また、彼は病気により得た教訓や、他者を理解し寄り添うことの重要性についても深く考える機会を提供します。医療従事者が患者の人生のほんの一部分しか関わらないにも関わらず、その部分が患者にとってどれほど大切かを考える視点を持つことが求められます。
講演参加の方法
この講演会はオンライン形式で行われ、参加を希望する方は、事前に申し込む必要があります。詳細や申し込みは以下のURLから確認できます。
参加方法・申込URL:
参加申し込みはこちら
書籍『大切な人を、大切にする為に』
また、塚田さんは自身の体験をもとにした書籍『大切な人を、大切にする為に』を2026年2月に出版しました。この書籍では、障害を受容することや、他者との関わりについての考察が展開されています。自身の経験を通じて、多くの人に役立つメッセージを届けています。
まとめ
塚田さんの講演は、医療の現場だけでなく一般の人々にも広く役立つ内容となっています。患者と医療従事者の関係性を再考し、日常生活への新たな気づきを得る貴重な機会です。ぜひ、多くの方に参加していただきたいと思います。