新技術“SSE”が変えるディスプレイの未来
スマートフォンとディスプレイをつなぐ新たな技術、SSE(Smart Streaming Engine)が注目されています。株式会社teamSが開発したこの技術は、世界中の人々が愛用しているスマートフォンをさらに魅力的にすることを目的としています。2022年からは、リコーから販売されている「RICOH Portable Monitor 150BW」や、今後発売予定の「Belfida ONE」にも搭載されることが決定しており、その実用性が期待されています。
キャッチコピーの発表
この度、teamSはSSEに関するキャッチコピーを「その手があったか、SSE。スマホをつなげば、感動の波。広がる共感。深まる理解」と決定しました。このキャッチコピーの制作には、広告界で多数の受賞歴を持つ神戸海知代氏が関わっており、彼女の角度から見たSSEの魅力がコンセプトとして反映されています。
神戸氏は、SSEを使用した際の「今までどうしてこの便利な製品がなかったのだろう」との驚きを感じ、利用者の視点から「その手があったか」というメッセージを強調しています。また、この技術に込められた「感動・共感・理解を届けたい」というチームの思いも織り込まれています。
株式会社teamSの背景
teamSは、元シャープのエンジニアたちによって2016年に設立されました。会社の理念は「世界にまだないモノを創っていこう」というもので、SSE技術は2021年のCESで初披露され、2022年から製品に搭載されています。代表取締役の高嶋晃は、創業以来、新たな市場の創出に尽力しています。
これからの展開
SSE技術によって生まれる市場には、多くの期待が寄せられています。特に、タブレットを購入する際のスマートフォンの代替としての選択肢を提供することで、SSE搭載のディスプレイには新たな利点が生まれます。タブレットにはない用途は多岐にわたるため、ユーザーからのニーズが高まることが予想されます。
さらに、SSE搭載ディスプレイはクラウドとのダイレクト接続が可能で、ポストシンクライアント端末としての利用も期待されています。年々高まるスマートフォンのPC代わりとしてのニーズに応える製品としても、SSE搭載のディスプレイが注目されるでしょう。
開発への期待
SSE技術の普及により、従来では難しかった様々なアプリケーションや用途が可能になることも、企業からの大きな期待に繋がっています。teamSは、ディスプレイ製品以外でもSSE技術を活用し、新しい開発を進めています。
最後に
株式会社teamSは、消費者に新しい利用体験を届けるため、取り組みを続けています。SSE技術の進化により、今後どのような製品が世に出るのか、目が離せません。私たちの生活をより豊かにする技術として、SSEの未来に期待が寄せられています。