転職市場予測2026上半期:求人は増加傾向
パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」は、先日「転職市場予測2026上半期」を発表しました。この予測では、特に9つの分野で求人の増加が見込まれており、今後の転職市場の動向に注目が集まっています。2026年1月20日には、「転職市場の変化と最新トレンド<2026年上半期>」と題したセミナーが開催される予定です。
求人増加が見込まれる9つの分野
2026年上半期における転職市場では、15の分野のうち9つで求人の増加が期待されています。
- - 増加が見込まれる9分野:営業、人事、経理、法務、企画・マーケティング、化学・素材、販売・サービス、金融、事務・アシスタント
- - 好調を維持する4分野:IT・通信、電気・機械、不動産・建設、メディカル
- - 横ばいの2分野:食品、クリエイティブ(Web)
このように多くの分野で求人が増加し、好調を維持する理由はさまざまです。少子高齢化、産業構造の変化、若者の仕事観の変化などが背景にありますが、特に「2040年問題」への対策として企業は採用強化に乗り出しています。これは、団塊ジュニア世代の定年退職が進む中での労働力不足を見越した行動と言えます。
デジタル人材の需要拡大
さらに、近年では企業が生産性向上を目指し、実務レベルでのAI活用やDXの推進が本格化しています。これに伴い、IT分野を中心にデジタル人材のニーズが高まっています。求められるのはプログラミングやAI開発のスキルだけでなく、業務効率化に貢献できるスキルを持った人材も求められています。特に、AIを活用して業務の改善を行う能力は今後さらに重視されるでしょう。
企業の人的資本経営と待遇改善
企業においては、人的資本経営が注目されています。これに関連して、賃金のベースアップや評価制度の見直しが進み、社員満足度を高める取り組みが広がっています。特に中途採用での高年収の提示や、年功序列から成果主義への評価制度の移行が目立つようになっています。企業は待遇の向上だけでなく、社員の育成や健康経営にも力を入れています。
多様な働き方の選択肢
また、コロナ禍で進んだリモートワークは減少傾向にありますが、多様な働き方の選択肢は広がっています。企業は、フレックスタイム制や時差出勤、育児休業の取得促進など、柔軟な働き方を整備しています。内定者との条件面談を実施する企業も増え、入社前に希望の働き方を確認しやすくなっています。
セミナー情報
さて、本年1月20日には「転職市場の変化と最新トレンド<2026年上半期>」というセミナーがオンラインで開催されます。このセミナーでは、doda編集長の桜井貴史氏が最新データをもとに、個人や企業の変化と共に、2026年上半期の転職市場予測や活動のポイントについて解説します。
然るべき変化に備え、自身のキャリア形成や企業の採用戦略を見直す良い機会となるでしょう。ぜひご参加を検討してみてください。
まとめ
転職市場は、デジタル人材の需要が増し、企業による人的資本経営が進展する中でますます活況を呈しています。これからの転職活動では、こうした市場の変化をしっかりと捉え、自身のスキルや価値を高めていくことが求められることでしょう。