日本で「ブーム」から「日常」へと変貌を遂げた韓国エンターテインメント。なぜこれほどまでに私たちの心を掴むのでしょうか?『愛の不時着』や『梨泰院クラス』といった大ヒットドラマが次々と生まれ、K-POPアーティストが世界を席巻するその背景には、一体どのような秘密が隠されているのでしょうか。この深遠な問いに迫る無料オンラインセミナー「韓国映画の進化とその背景」が、株式会社クリーク・アンド・リバー社によって開催されます。この貴重な機会は、韓国エンタメの成功の秘密を解き明かすだけでなく、日本のコンテンツ制作の未来を考える上でも大きなヒントを与えてくれるはずです。
K-カルチャー定着の軌跡
2000年代初頭の『冬のソナタ』による第一次韓流ブームから始まり、東方神起や少女時代、KARAといったK-POPグループが世界を魅了した第二次ブーム、そしてTWICEやBTSが人気を不動のものにした第三次ブームへと、韓国エンタメはその影響力を着実に拡大してきました。2020年代に入ると、『愛の不時着』や『梨泰院クラス』といったドラマが日本のみならず世界中で社会現象を巻き起こし、韓国コスメやファッションも私たちの生活に深く根付いています。もはや一時的な流行ではなく、ライフスタイルの一部として定着したKカルチャー。その進化の軌跡と、それを支える制作現場のリアルに迫ります。
専門家が解き明かす成功の要因
本セミナーでは、韓国映画の黎明期から現代に至るまでの歴史を紐解きながら、日本のテレビドラマと比較し、その発展の要因を多角的に分析します。特に注目されるのは、海外からの帰国留学生や大学で専門教育を受けた人材が、韓国コンテンツの質に与えた影響、そして日韓の教育環境の差異がクリエイティブな作品にどう反映されているかという点です。登壇するのは、日本工学院専門学校クリエイターズカレッジ教員であり、元TV制作会社の芸能マネージャーという異色の経歴を持つ
高澤敦博氏。氏は『シュリ』や『冬のソナタ』をきっかけに韓国映画・ドラマに傾倒し、現在までに931本もの韓国映画を鑑賞してきたという、まさにK-コンテンツの生き字引とも言える存在です。実践的な授業で学生を指導する傍ら、韓国の歴史や社会背景にも深い知見を持つ高澤氏が、独自の視点から韓国エンタメ躍進の秘密を解き明かします。
こんな方におすすめ
このセミナーは、単に韓国映画やドラマを深く楽しみたい方だけでなく、映画制作や映像業界に携わる方、教育関係者、そして日韓のエンタメ文化比較に興味があるすべての方にとって、貴重な学びの場となるでしょう。韓国のコンテンツ制作環境や労働条件が作品の質に与える影響を考察することで、これからの自身の制作活動や、次世代のクリエイター育成における新たなヒントを発見できるはずです。日本のエンタメ業界が今後、どのように変化し、進化していくべきか、その示唆に富んだ議論が展開されることでしょう。
開催概要
日時: 2025年6月19日(木)19:00~20:00
場所: オンライン開催
参加費: 無料
定員: 60名
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締め切り: 2025年6月19日(木)20:00
詳細とお申し込みは、クリーク・アンド・リバー社のウェブサイトをご確認ください。
主催:株式会社クリーク・アンド・リバー社について
クリーク・アンド・リバー社は1990年の設立以来、「プロフェッショナルの生涯価値の向上」をミッションに掲げ、映像、ゲーム、Webなど多岐にわたる分野のクリエイターを支援してきました。セミナーやキャリア相談、企業説明会などを通じて、クリエイターのスキルアップとキャリア形成を強力にサポートしています。本セミナーもその一環であり、プロフェッショナルが能力を最大限に発揮できる環境づくりを目指す同社の理念が反映されています。K-コンテンツの「日常化」という現象を多角的に分析することで、参加者の皆様の今後の活動に繋がる知見とインスピレーションを提供することでしょう。この機会をぜひお見逃しなく。