浄土宗清浄華院が初開催する参加型イベント「LOTUS WEEKEND」

浄土宗清浄華院が新しい試みを発表

浄土宗八総大本山の一つである清浄華院が、初の参加型イベント「LOTUS WEEKEND〜いのちから考える幸せのあり方〜」を開催します。イベントは2023年11月3日から5日までの3日間、京都で行われます。多様なゲストの対話やアクティビティを通じて、参加者が「幸せ」や「いのち」について深く考えられる機会を提供します。

多彩なゲストによる対談

「いのちから考える幸せのあり方」をテーマに、異なる分野で活躍する様々なゲストが参加し、対話を行います。登壇者には、大本山清浄華院の八十三世法主である飯田実雄台下、注目のプロデューサー平原依文、そしてアドベンチャーワールドの副園長中尾建子が名を連ねています。これらの対話を通じて、多角的な視点からの「幸せ」の在り方を探ります。

SDGsや浄土宗の体験ブース

イベントではSDGsに貢献する取り組みの一環として、アドベンチャーワールドの協力により「パンダの食べ残した竹を使ったお箸作り」などの体験が可能です。また、「すみれ」というパンダのキャラクターとの記念撮影も用意されています。清浄華院自身のブースでは、カラフル写経や御朱印作りを通じて、仏教文化に親しむ機会が展開されます。

特別なパフォーマンスやワークショップ

全日程で、珍しいアジアの楽器による演奏が行われ、イベント初日は上宮学園高等学校による書道パフォーマンスも予定されています。また、「幸せ」「いのち」「はたらく」をテーマにした参加型展示やワークショップも充実しており、特にZ世代が企画した「いのちの終わり」をテーマにしたワークショップは注目です。

環境に優しいマーケットと特別企画

「ロータスマルシェ」では、環境や身体に配慮した食やプロダクトのブースが約20店集結する予定です。来場者は、エコバッグやマイ食器を持参し、環境に優しい選択を楽しむことができます。

さらに、11月3日と4日の夕方には「こころを整えるロータス・イブニングティー」を開催。特別コラボレーションスイーツを提供し、落ち着いたひとときを演出します。また、焚き火企画「フリースタイルな僧侶たち」も行われ、参加者たちがリラックスできる時間を提供します。

清浄華院について

清浄華院は、1150年以上の歴史を有する浄土宗の本山であり、京都との深いつながりを持っています。地獄の絵解きや写経講座を通した多彩なコンテンツを提供しており、「いま開く850年のお念仏」をテーマに、次世代とともに「幸せのあり方」を考え続けます。

イベントに関する詳細は、清浄華院の公式ページやSNSをチェックしてください。「LOTUS WEEKEND」は、単なる参加型イベントにとどまらず、心と体の豊かさを再考させる貴重な場となることでしょう。