探究学習を通じて育む「可能性発見力」とは?
2025年1月31日(金)、新たな教育アプローチ「シズクリプロジェクト」の説明会が開催されます。このプロジェクトは、地域と学校をつなげる新しい探究学習の仕組みを模索する場であり、参加者には地域社会や企業とともに学び合う機会を提供します。
「可能性発見力」とは何か?
「可能性発見力」とは、生徒自身が持つ潜在能力や興味を引き出す力のことです。探究学習を通じて、学生が自分の興味に基づいた学びを深めることで、地域とも連携した実践的なスキルを身につけられることが期待されています。しかし、教員の中には、地域との連携を進めることが難しいと感じている人も多いのが現状です。
地域とともにある学校への転換
近年、多くの学校が「コミュニティスクール化」に取り組み、地域との関係を深める努力をしています。これにより、地域住民や企業が学校の活動に参加し、子どもたちと共に学ぶことができます。探究学習はその中核を成す取り組みの一つですが、時に大人の期待に応えようとするあまり、生徒の主体性が損なわれる事例も見受けられます。
シズクリプロジェクトの意義
このような課題を背景に、八木邦明さんが現職校長の立場を捨て、新たな道を切り開くために立ち上げたのが「シズクリプロジェクト」です。このプロジェクトのコアには、「自分の大切にしているもの」を中心に据え、それを基にした学びを重視する姿勢があります。八木さんは、地域と連携しながら学生たちと共に未来を探求することの重要性を語り、教育を通じて可能性を開くことの大切さを強調しています。
学びの内容と参加対象
1月31日のイベントでは、八木さんのキャリアや「シズクリプロジェクト」の取り組みなどについての講演が予定されています。参加者は、その中で地域との連携や、学生が主体的に学ぶことの大切さを深く理解することができるでしょう。
また、今回のイベントは、地域活性化や新しい探究学習の形を模索している教育者にとって、貴重な情報源となるでしょう。このような新しいアプローチに興味を持つ全ての教育者を大歓迎します。
お申し込みについて
参加を希望される方は、公式サイトからチケットを申し込むことができます。定員制のため、早めの申し込みをお勧めします。
多くの教育者が集まり、共に学び合うことで、全国の中学校が「HAPPY」になることを目指しています。教育の未来を創るために、皆様の参加をお待ちしております。