クオン、ドコモ主催オープンイノベーションプログラムでの取り組み
クオン株式会社が、2023年度のNTTドコモによるオープンイノベーションプログラム「UMI(Unlock Marketing Innovation)」において、共創パートナー候補として選ばれ、プログラムを無事に完了しました。Companyの取り組みやその意義、そして今後の展望についてお伝えします。
プログラムの背景と目的
マーテケティング分野における新たなソリューションの創出を目指す本プログラムは、2回目の実施となります。クオンは、25年以上のファンコミュニティ運営の経験と、国際特許を含む多様なデータサイエンス技術を活用し、ドコモと強力に連携。目指すのは、企業の課題解決や生活者の理解を深めることです。
クオンが手掛けるファンコミュニティにおいては、心理的安全性が確保されているため、ファンの生の声がデータとして収集されます。このデータに、ドコモの持つ属性情報や行動データを組み合わせることで、「ファンが何を感じ、望んでいるのか」を明確にすることができるのです。この分析の結果、クライアント企業のニーズに合った、より効果的な施策や商品開発が実現可能となります。
実施したPoCの詳細
プログラム期間中、クオンは2社の既存クライアントと連携し、それぞれのコミュニティの活性化を図る施策を展開しました。「dポイント」を利用したキャンペーンを実施し、ドコモの広告配信ソリューションを駆使し新たなユーザーの獲得や既存ユーザーの活性化を実現。これにより、新たなコミュニティ参加者が誕生し、一社では過去最多の新規登録者を記録しました。
さらに、ドコモのデータとコミュニティの会員データを関連付けることで、一般的な生活者とコミュニティ参加者の価値観の違いが明らかに。これはマーケティング戦略やファンエンゲージメントを深める上で、非常に重要な成果となります。
プログラム成果と今後の取り組み
本プログラムを経て、クオンとドコモの共同制作が生み出したユニークなデータは、生活者理解を促進し、ファン育成に向けた新しいエコシステムの構築に寄与しました。今後も、両社が持つリソースを最大限に活用し、顧客体験の最適化や企業と生活者の持続的な関係構築に努めていきます。
クオンは、今後も企業の課題解決に向けて革新的なソリューションを提供し続け、深いファンエンゲージメントを実現していく所存です。これにより、より良いサービスが提供され、生活者と企業とのより良い関係が築かれることを目指しています。
さらに、このプログラムの成功事例は、クオンのコーポレートサイトにて数多く紹介されており、今後のために参考となるでしょう。興味がある方はぜひ確認してみてください。
クオン株式会社のサイト