いけるちゃんデビュー!草月いけばな展
2014-06-02 17:41:03
いけばな界初!ゆるキャラ「いけるちゃん」デビュー!草月いけばな展で生命力あふれる世界を体感
いけばな界初!ゆるキャラ「いけるちゃん」が華々しくデビュー
2014年6月5日より新宿髙島屋で開催された「草月いけばな展」で、いけばな界初のゆるキャラ「いけるちゃん」が初お披露目されました。この展覧会は、「みどりの瞬間 -次世代へのメッセージ」をテーマに、衣服造形家・眞田岳彦氏のアートディレクションによる幻想的な空間の中で、約250名の草月作家の作品が展示されました。
「いけるちゃん」は、1475件もの応募の中から選ばれた、草月流のイメージキャラクターです。竹をモチーフにした愛らしいキャラクターで、子供たちを魅了しました。会場では、子供たちに植物の種をプレゼントするイベントにも参加し、多くの笑顔を生み出しました。
生命の息吹と未来へのメッセージ
本展覧会のテーマである「みどりの瞬間 -次世代へのメッセージ」は、植物の生命力と未来への希望を表現したものでした。草月流四代目家元、勅使河原茜氏をはじめとする作家たちは、緑=生命の源をテーマに、生命力あふれる作品の数々を披露しました。
勅使河原茜氏は、「花をいけるとは、植物の命に向き合う行為」と述べ、作品を通して植物の生命の尊さを伝えました。その言葉通り、展示された作品はどれも力強く、生命の息吹を感じさせるものでした。
多彩なイベントとオープニングトーク
展覧会期間中には、様々なイベントが開催されました。「いけるちゃん」が登場するイベントの他、山根基世アナウンサー、眞田岳彦氏、勅使河原茜氏によるオープニングトーク「次世代へのメッセージ」も行われました。未来へ継承すべきものについて、各分野の専門家たちが活発に意見交換する、興味深い時間となりました。
「いけるちゃん」プロフィール
「いけるちゃん」は、頭に花をいけてくれる「てっしー」と共に暮らしています。花をいけるのが趣味ですが、自分の頭にはいけることができません。いつか自分で自分の頭に花をいけてみたいという夢を抱き、いつも「てっしー」の技を盗もうと頑張っています。竹の女の子で、意外と友達が多く、ガールズトークも大好き。イケメンの男の子が好きで、「竹」という名前の男の子を特に好みます。将来は自分の子どもの頭に花をいけてあげるのが夢です。
草月流について
草月流は、いけばなの流派の一つです。いけばな教室や展覧会の開催を通していけばなの普及を行い、「草月指導連盟」の管理運営も行っています。現代的な感性を取り入れながら、伝統を守り続ける草月流は、これからも多くの人々にいけばなの魅力を伝えていくでしょう。
まとめ
今回の草月いけばな展は、いけばなという伝統芸術の新たな魅力を提示するとともに、未来への希望を強く感じさせるものでした。「いけるちゃん」という愛らしいキャラクターの登場も、展覧会をさらに盛り上げました。この展覧会を通じて、多くの人が植物の生命力や自然の美しさに触れ、心を癒されたことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
一般財団法人草月会
- 住所
- 東京都港区赤坂7-2-21草月会館
- 電話番号
-
03-3408-1154