竹虎から新作「一閑張り文庫」の登場
高知県須崎市に位置する虎斑竹専門店・竹虎(株式会社山岸竹材店)が、今年新たに発表した「一閑張り文庫」。この製品は、日本の伝統技術を色濃く反映した美しい書類箱です。竹虎は、創業から120年以上の歴史を持つメーカーで、竹材を専門としており、その高い技術力で多くの顧客に支持されています。
一閑張り文庫の魅力
「一閑張り文庫」は、倉庫で眠っていた四ツ目編みの角籠を再利用した、土佐和紙と柿渋を用いた書類箱です。この製品は、真竹の四ツ目編みによって、見た目の美しさだけでなく、機能性にも優れています。極薄の和紙を丁寧に下貼りし、その上から色付き和紙を重ねることで、耐久性と上質さを兼ね備えた作りになっています。
細部へのこだわり
「一閑張り文庫」は、デザインの面でも非常に優れていて、重い書類を収納しても安心な構造です。堅牢でありながら、手触りの良い土佐和紙を使用しているため、日本の自然素材が生み出す温もりを体感できます。蓋を開けると、内側が朱赤に彩られ、視覚的なインパクトも大きいです。加えて、縁部分に施された朱赤のアクセントが、全体的な魅力を一層引き立てています。
職人技の結晶
この文庫箱は、大小のサイズ(A4とB5)で展開されており、どちらも軽量で収納力に優れています。特に注目すべきは、その角部分が歪みなく美しく仕上げられている点で、熟練の職人が手掛けた技術が感じられます。竹、和紙、柿渋といった日本の伝統素材を使用し、一つ一つ手作りで仕上げることで、使用する人に懐かしさと安らぎを与えています。
独自の価値
「一閑張り文庫」の特徴的な点は、ひとつひとつ色合いが異なることで、まさに唯一無二の価値が生まれています。伝統的な技術で製作された特別な書類箱は、ただの文具としてだけでなく、生活の中の美しさを提供してくれます。日常的に使う書類箱に、これほどの魅力を持たせることができるのは、竹虎だからこそ成し得る技術です。
購入の詳細
購入は、竹虎の公式オンラインショップで可能で、2025年1月22日から販売が開始されます。そして価格は大サイズが24,750円(税込)、小サイズが22,000円(税込)。
竹、和紙、柿渋による手作りの温もりと美しさが詰まった「一閑張り文庫」をこの機会に是非手に取ってみてください。新たな生活様式に、さらに趣を添えてくれることでしょう。詳しくは、
竹虎の公式ホームページをご覧ください。