資生堂アートエッグ展
2025-01-28 13:18:44

資生堂アートエッグ展が新進アーティストの才能を祝い開催

資生堂アートエッグ展が新進アーティストを称える



資生堂ギャラリーにて、2025年3月5日(水)から6月29日(日)まで、新進アーティストを応援する第18回「shiseido art egg」公募プログラムの入選アーティストによる個展が開催されます。選ばれたのは、大東忍、すずえり(鈴木英倫子)、平田尚也の3名です。この展覧会は、彼らの独自の視点によって新たな美の可能性を探求する機会を提供します。

「shiseido art egg」とは



「shiseido art egg」は、2006年から始まった資生堂の公募プログラムであり、新進アーティストの創作活動を支援し、観客に多様な感性の刺激を与えることを目的としています。これまでに51名以上のアーティストがこのプログラムを通じて個展を開催し、それぞれがその後のキャリアを義務づける機会を得ています。

2025年の注目アーティスト



第18回展のアーティスト選考には応募総数291件が集まり、その中から選ばれた大東忍、すずえり、平田尚也の3名は、現代の社会情勢における不安を表現し、新たな価値観を提示することで注目されました。

  • - 大東忍は、過疎地や住宅地を歩き、そこに残された風景と人々の暮らしを読み解く作品を展開します。彼女の展示では、モノクロの空間の中に色彩を失った風景の物語を描き出し、見る人に新たな視点を提供します。

  • - すずえりは、ピアノや自作の電子回路を用いて、通信技術と音楽の関わりについて深く考察し、インスタレーションを展示します。特に、通信技術の先駆者であった女優ヘディ・ラマーに着目した作品を通じて、現代社会における通信の重要性を問いかけます。

  • - 平田尚也は、デジタル時代の身体性やアイデンティティについて探求する作品を展示します。アバターを通じて、人間のアイデンティティとAIの境界を問う彼の作品は、現代の技術に対する私たちの理解を揺さぶります。

展示スケジュールと入場情報



個展は3つの期間に分かれて行われます。第1期展は大東忍展(2025年3月5日~4月6日)、第2期展はすずえり展(2025年4月16日~5月18日)、第3期展は平田尚也展(2025年5月28日~6月29日)です。会場は資生堂ギャラリー(東京都中央区銀座)で、入場は無料です。開館時間は平日11:00~19:00、日・祝は11:00~18:00で、毎週月曜日は休館となっています。

また、各展においては、アーティスト本人が制作過程や作品について解説するオンラインギャラリートークも配信予定です。

審査員とshiseido art egg賞



個展の終了後、最も新しい価値の創造を感じさせたアーティストには「shiseido art egg賞」が授与されます。今年の審査員には、建築家の永山祐子、美学者の星野太、美術家の村山悟郎が参加します。

この展覧会は、社会の変化に向き合う新進アーティストたちの想いと創造性を体感できる貴重な機会です。是非とも足を運んで、新しい視点と美の可能性に触れてみてください。


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会社情報

会社名
株式会社資生堂
住所
東京都中央区銀座7-5-5
電話番号
03-3572-5111

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