AIと文化財の融合
2025-06-25 10:44:41

AIと文化財が融合する新たな観光モデルをもたらす提案 - 京都で開催のIBM BlueHub DemoDay

AIと文化財が融合する観光の未来



2025年7月2日、京都市で行われる「IBM BlueHub プログラム in Kyoto」の成果発表イベントに、株式会社クリエイターズネクストの代表取締役社長、窪田望氏が登壇します。彼が提案するのは、文化財と生成AIを組み合わせた新しい謎解きゲーム「KYOTO GLITCH ESCAPE」です。このゲームは、単なる観光にとどまらず、訪れる人々が京都の文化や歴史を深く理解するきっかけを提供します。

背景


日本IBMと京都市が共催したこのプログラムでは、社会課題に立ち向かうスタートアップが参画します。クリエイターズネクストは、選出された5社の一つとして、京都の伝統文化や観光の問題を解決するためのビジネスモデルを半年間にわたって磨いてきました。窪田氏は、「消費される観光」から「文化を深く知る観光」への転換を図る意義を強調します。

提案内容


窪田氏が発表する「KYOTO GLITCH ESCAPE」は、従来のスタンプラリー型の謎解きゲームの枠組みを超えています。このゲームは、訪問者が京都の文化財を謎解きしながら探求することを目的とし、知的好奇心を満たす内容となっています。AIの活用により、外国人観光客や学生向けにパーソナライズされたルート生成や学習プログラムを展開し、文化財の魅力をより一層引き出します。

イベント概要


「IBM BlueHub Program in Kyoto - DemoDay」の詳細は以下の通りです。
  • - 日時: 2025年7月2日 16:00〜18:00
  • - 場所: ロームシアター京都 ノースシアター
  • - 主催: 日本IBM、京都市

イベントでは、審査員としてメディアアーティストの落合陽一氏や、IBMの代表取締役社長山口明夫氏が登壇し、提案されたビジネスモデルに対する講評を行います。

特別展の開催


また、同日には京都伝統産業ミュージアムにて特別展「伝統の所在とこれから」が開催されます。京都芸術大学と協力し、伝統工芸とその価値を映像やイラストを通じて紹介します。入場は無料で、事前予約は不要です。

クリエイターズネクストについて


クリエイターズネクストは2004年に創立され、様々な分野においてAI技術を活用して活動しています。特に、過疎地域でのビジネス支援や、地域文化の保存と発展に寄与するプロジェクトに取り組んでいます。最近では、AIを活用した価格推定システムや、観光地向けの産業支援も行っています。

結論


このように、IBM BlueHubプログラムの一環である「KYOTO GLITCH ESCAPE」は、観光と文化の交差点で新たな価値を生み出すことを目指しています。文化財を深く体験することで、訪問者は単なる観光客から文化の担い手へと転換し、京都の未来に新たな息吹を吹き込むことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社Creator’s NEXT
住所
東京都港区港南1丁目9番36号NTT DATA品川ビル 13階
電話番号
03-4405-0319

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