福岡市のコンビニで行われたニセ電話詐欺防止訓練の様子

コンビニでのニセ電話詐欺防止訓練

福岡県福岡市にあるあるコンビニエンスストアで、最近「ニセ電話詐欺被害抑止に向けた声掛け訓練」が行われました。この訓練には、HKT48の石橋颯支援官と今村麻莉愛支援官が参加し、地域の安全を守る活動の一環として実施されました。

47都道府県警察との連携

今回の訓練は、「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」という全国的なプロジェクトの一環です。このプロジェクトは、特殊詐欺の被害を未然に防ぐために、全国47都道府県の警察と連携して行われており、具体的な知識や対策を地域住民に伝えることを目的としています。2018年から続くこのキャンペーンは、これまで多くの人々に注意を喚起してきました。

増加する被害の実態

残念ながら、福岡県内ではニセ電話詐欺の被害件数や被害額が増加しています。特に架空料金請求詐欺は、全体の半数以上を占めるという非常に深刻な状況です。このような背景を受けて、福岡県警はコンビニエンスストアと連携し、被害防止に向けた取り組みを強化しています。

リニューアルした声掛けシート

今回の訓練では、リニューアルされた「声掛けシート」を活用し、コンビニ店員が顧客に対して声をかける取り組みが行われました。このシートは、主に電子マネーの購入者に対して購入目的を確認するために使用されます。訓練を通じて、参加者は迅速かつ的確に顧客に声を掛ける方法を学びました。また、HKT48の支援官たちからは、より積極的なアプローチが求められました。

参加者のコメント

石橋支援官は、「声掛けシートを活用した素晴らしい対応でした。一歩踏み込んで購入目的を尋ねていたところも良かった点です。急いでいるお客様への声掛けは躊躇するかもしれませんが、被害防止のためまずは声掛けしていただくことが大切な一歩です。」と述べました。

一方、今村支援官は、「声掛けシートを確認するお客様の注意力の向上につながるよう、警察の要請で声掛けを実施しているということを最初に伝えるようにしてください。」とアドバイスしました。