親子で学ぶIT教育
2019-06-20 11:00:19

北糀谷小学校で開催された親子向けのITリテラシー教育

未来を担う子どもたちのためのITリテラシー教育



2019年6月16日、東京都大田区の北糀谷小学校にて、子ども向けプログラミング教室「F@IT Kids Club」が、親子参加型のITリテラシー教育「F@IT Kids Club セーフティ教室」を開催しました。この教室にはおよそ300名の児童が集まり、デジタル社会における安全なネット利用方法を学びました。

教育背景と狙い



近年、インターネットを利用した犯罪が多発している現代において、特に子どもたちのITリテラシーの重要性は増しています。SNSでのトラブルやスマホゲームに関連した事故など、教育現場でも未成年者に向けた対策が求められています。そこで、F@IT Kids Clubでは、親子が一緒に情報モラルについて考える場を提供し、安心してデジタル社会を利用するための基礎を築くことを目的としています。

教室の内容



「安心・安全にインターネットを使うには」というテーマのもと、参加者たちはインターネットにおけるリスクをクイズ形式で学んでいきました。各クイズには、オンラインゲームやSNSでの危険事例が含まれており、参加者は周囲と意見を交わしながら、意見を述べたり自分なりの解決策を考えたりしました。この形式によって、子どもたちは問題意識を持つことができ、自ら考える力が育まれました。

加えて、保護者向けのセッションも用意され、担当者がインターネットに潜む危険について保護者と意見を交わしました。「どう子どもに危険性を伝えればよいか」といった具体的な質問も寄せられ、親子でアプローチするルール作りの重要性が強調されました。

子どもたちの反応



教室では、小学校低学年と高学年それぞれに分かれて指導が行われました。低学年の参加者たちは、まず「普段どんなことでインターネットを使用するか?」といった質問から始まり、実際に「YouTube」や「ゲーム機」といった具体例が挙がる中で、インターネットが生活にどれだけ浸透しているかを確認。

高学年では、調べ物やSNSの利用など、より多様な使い方があることが分かり、利用時の注意点として個人情報の取り扱いについても学び、それに対する理解が深まっていました。特に、友人のみ公開しても完全に安全とは限らないことなど、重要なポイントに対し真剣な表情で聞き入る姿が印象的でした。

今後の展望



F@IT Kids Clubは、引き続きこのようなセーフティ教室を全国各地で開催し、より多くの親子に正しいインターネットの使い方を伝えていく考えです。子どもたちが安全にインターネットライフを楽しむために、必要な知識や技能を身につけることは、次世代を育てる上での重要な課題となります。この学びの場を通して、未来のリーダーたちが育ち、デジタル社会においても安全に立ち向かえる力を持つことが期待されています。

F@IT Kids Clubについて



F@IT Kids Clubは、富士通グループの富士通ラーニングメディアによって運営されているプログラミング教室であり、単にプログラミングスキルだけでなく、社会との関わりを考えた教育を行っています。教室では、プレゼンテーション力や情報リテラシーなど、21世紀型の能力を養うための多様なプログラムが提供されています。全国に40校以上の教室があり、子どもたちが楽しく学べる環境を整えています。

このように、未来を担う子どもたちにとって、今からでも開始可能なITリテラシー教育は不可欠です。親子で学び合うことの大切さを再認識し、デジタル社会で安心して活躍できる力を育てていきたいですね。

会社情報

会社名
株式会社富士通ラーニングメディア
住所
東京都港区港南2-13-34NSS-Ⅱビル
電話番号

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