住友金属鉱山、出展
2024-10-18 15:26:51

住友金属鉱山がサステナブルマテリアル展に出展、環境への配慮を強調

住友金属鉱山、サステナブルマテリアル展に出展



住友金属鉱山株式会社は、2024年10月29日から31日にかけて幕張メッセで開催される「第4回 サステナブル マテリアル展」に出展します。この展示会は、サステナブルな素材に特化した専門展であり、環境配慮型材料やリサイクル技術が一堂に会する重要な場です。

住友金属鉱山が出展するのは、カーボンニュートラルやその他のサステナビリティ問題に対して確かな解決策を提供する素材群です。展示される製品は、最先端の技術を用いたもので、同社の粉体合成および結晶加工技術による開発力を強調しています。

今回の出展では、貼り合せSiC基板「SiCkrest®」や、初めて公開される「透明近赤外線反射薄膜」と「鉄系合金微粉末」など、合計11種類の製品が紹介される予定です。透明近赤外線反射薄膜は、省エネルギーなニーズに応える新しい素材であり、既存の近赤外線吸収微粒子とは異なる特性を持っています。一方、鉄系合金微粉末は、エネルギー消費を抑えたプロセスで製造されており、多岐にわたる用途が期待されています。

住友金属鉱山が重視するのは、ただ単に製品を展示することだけではありません。彼らは、自社製品とパートナーのアイデアを融合させ、社会に新たな価値を提供する「X-MINING」の活動を推進しています。この試みは、持続可能な社会の実現に貢献することを目的としており、展示会でも多様なステークホルダーとの対話を通じて、より大きな社会的インパクトを生むことを目指しています。

展示会に参加することで、住友金属鉱山はエレクトロニクス業界や自動車、電池、建材などさまざまな分野の技術者や経営陣と直接意見交換を行い、持続可能な素材の重要性を訴えます。今回のサステナブルな素材技術の展示は、業界全体の環境意識の向上や技術革新を促進するための重要なステップといえるでしょう。

出展製品に関しては、初公開の透明近赤外線反射薄膜や鉄系合金微粉末に加え、開発品として鉄ガリウム(Fe-Ga)磁歪合金単結晶や金属錯体導電性ペースト、微粒銅粉、超微粒ニッケル粉、非シリコーン系高耐熱・高放熱グリースなども揃えています。さらに、販売品として貼り合せSiC基板「SiCkrest」やSmFeNコンパウンド、銅張積層板などもラインナップされ、今後の市場ニーズに応える製品群が揃っています。

出展概要


  • - 開催期間: 2024年10月29日(火)~31日(木)
  • - 会場: 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)展示ホール7・8
  • - 展示会の意義: 環境配慮型材料とその製造・リサイクル技術に特化した専門展として、多様な業種の技術者が集まります。

このような取り組みを通じて、住友金属鉱山はさらなる持続可能性の確保と社会的価値の創出に貢献することを目指しています。


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会社情報

会社名
住友金属鉱山株式会社
住所
東京都港区新橋5丁目11番3号
電話番号

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