パルシステム埼玉、接遇力競う配達担当者コンテストを開催

パルシステム埼玉、配達担当者応対力コンテスト開催

2025年11月22日、埼玉県蕨市のパルシステム埼玉本部で、「配達担当者応対力コンテスト」が行われました。このコンテストは、組織が誇る生協宅配サービスの「ラストワンマイル」を支える配達担当者の接遇力向上を目指したもので、県内8つの配送拠点から選ばれた14人が参加しました。

接遇力を高めるための競技内容

今回のコンテストでは、参加者が利用者への配達を想定して、3分間のロールプレイングを実施し、接遇に必要なスキルを審査されました。審査基準には「表情・挨拶」「商品の取扱い」「言葉遣い・会話」「信頼感」の4つの項目があり、それぞれ5段階で評価されました。

特に、挑戦者たちは、お互いに共感を持ち、相手の気持ちを理解し合う重要なプロセスを経験しました。この取り組みは、個々のスキル向上だけでなく、全体のサービス品質を引き上げる目的も持っています。昨年度の優勝者からのビデオメッセージも流れ、参加者たちにさらなる刺激を提供しました。

パルシステムの「4つのこころえ」

パルシステム埼玉では、配達担当者がサービスの質を一貫して保つために、以下の「配達担当4つのこころえ」を掲げています。これにより、地域社会における責任を果たし、利用者の満足度を向上させることを目指しています。

1. 私たち配達担当が窓口となります
あいさつは統一し、誠実な対応を心掛けます。

2. 商品を大切にお届けします
配達する商品は丁寧に扱い、悪天候時にも配慮を忘れません。

3. 組合員との約束を守ります
すべての約束事を記録し、確認した上で配達を行います。

4. 地域の配達担当として心配りを大事にします
地域住民への配慮を持ち、安心していただけるよう努めます。

今後の展望

パルシステム埼玉は、今後も地域社会に貢献し続けるために、職員のスキルアップはもちろん、サービスの品質を高めるための取り組みを継続していく方針です。2025年は国際協同組合年でもあり、こうした活動を通じて、さらなる発展を目指していきます。

最後まで仕事に取り組む姿勢は、地域に頼りにされる存在となるための第一歩です。これからもパルシステム埼玉の活躍に期待が高まります。