看護師の働き方を変える！ナースライフバランス研究室の活動

現在、看護師不足が深刻化する中、ナースライフバランス研究室は279名の潜在看護師をワクチン接種会場に派遣するプロジェクトを立ち上げました。この取り組みは、「株式会社医師のとも」との協力によるもので、看護師が持つ専門性を生かし、医療現場での支援を提供することを目的としています。

潜在看護師の存在とその挑戦

ナースライフバランス研究室には、さまざまな理由から潜在看護師となった方々が多く登録しています。彼らは、「フルタイムの職場で働くことが難しいが、一時的な仕事であれば参加できる」との意向を持っており、279名もの有資格者が自身の意志をもって参画しました。特に、コロナ禍においては、実際に働く場が減少しているため、少しでも医療現場に貢献したいという気持ちが強くなっているのです。

勉強会でスキルの磨き合い

また、参加した看護師の中には、家庭の事情で常勤職ではない方や、コロナ病棟での厳しい環境から退職した経験のある方がいます。こうした背景を持つ方々のために、現場での経験が豊富な看護師が定期的に勉強会を実施し、実践的な知識やスキルを共有しています。この取り組みによって、一時的な業務ながらも、現場での役割を果たす準備が整っていくのです。

ナースライフバランス研究室の理念

ナースライフバランス研究室は、看護師が自分自身のライフスタイルを大切にしながら、仕事を楽しむためのコミュニティを形成しています。SNSを活用したオンラインサロンや詳細な情報提供を通じて、多様な働き方を受け入れる環境を整え、自由で充実したナースライフを実現しようとしています。

看護師の登録を募集中

新型コロナウイルスの影響で、各地でワクチン接種業務が増加しています。このニーズに応じて、看護師の登録を引き続き受け付けています。看護師はワクチン接種だけでなく、接種後の副反応へのサポート業務などでも重要な役割を担います。このように、医療現場で人手が足りない状況で、看護師が不足していることがミスを生む可能性もあるため、登録を通じた参加を促進しています。

ナースライフバランス研究室の過去の実績

ナースライフバランス研究室は、これまでにも数多くのプロジェクトを成功させてきました。例えば、「ナースが主役のイベント企画」では、約1200名が参加した実績があります。さらに、オンラインサロンも966名の看護師が加入し、様々な情報を共有しています。

未来の看護師像へ

ナースライフバランス研究室では、単に医療に貢献するだけではなく、看護師自身が自己の価値を再認識できるようなプラットフォームの構築を目指しています。看護の強みを持ちながらも、自由で面白い働き方を探求する姿勢が求められる今、自らの意志で進む新たな看護師像が広がっていくでしょう。

「自分らしさ」を大切にした働き方ができるよう、私たちはこれからも看護師とのつながりを大切にしながら、持続的な支援を行っていきます。今後の活動にぜひご注目ください。