パナソニック ホームズの社会貢献への取り組み
パナソニック ホームズ株式会社は、2024年度に実施した「お客さまアンケート」を通じて、社会貢献活動に力を入れています。この取り組みは、戸建住宅のオーナーからのアンケート回答件数に応じて、社会貢献団体に寄付をする形で行われています。具体的には、オーナーがWebでアンケートに回答するごとに500円が公益社団法人「国土緑化推進機構」などの団体に寄付され、総額1,457,500円が2団体に寄付されたのです。
この施策は、パナソニック ホームズが持続可能な社会の実現に向けて取り組む一環として位置付けられており、オーナーとの協力が重要な要素となっています。SDGs(持続可能な開発目標)の推進を目指し、同社はこうした団体の活動を支援することで、その理念を実現する後押しを行っています。
寄付のしくみ
パナソニック ホームズは、2010年から戸建住宅のオーナーに対してアンケートを実施してきました。このアンケートは、住まいの質や住み心地、サービス満足度に関する内容で、引き渡し後のさまざまな段階で行われています。これまでは紙での回答が主流でしたが、インターネットを利用するオーナーが増える中で、Web回答への移行が進みました。
この度の寄付プログラムでは、オーナーにQRコード付きのハガキや専用のマイページを通じてアンケートへの回答を促すようにしています。参加することで、オーナーは簡単に社会貢献に加わることができ、その結果として寄付が行われる仕組みです。これにより、合計2,915件のWeb回答が集まり、寄付が実現しました。
オーナーと学校の関係の深まり
この寄付の取り組みは、単に資金を提供するだけでなく、オーナーとの関係性も深める役割を果たしています。アンケートへの回答モチベーションを高めることにより、オーナーと長期的な関係を築くことができ、さらにはきめ細かな住まいのサポートを継続できるようになったのです。これは、いわば三方よしの取り組みと言えるでしょう。
パナソニック ホームズは2025年度も引き続きこの活動を続ける意向を示しており、今後もSDGsの促進に向けた取り組みを強化していくことで、持続可能な社会を目指しています。企業の社会貢献の方法は多岐にわたりますが、オーナーと共に進むこの方法は、他の企業にも参考にしてもらいたいモデルの一つです。