在原みゆ紀の南砺市クラフト旅
富山県南砺市は、日本一の木彫りのまちとして知られ、伝統文化が色濃く残る地域です。このたび、モデルの在原みゆ紀さんが南砺の魅力を探る旅に出かけました。このシリーズは全三回にわたって公開され、在原さんが体験したエピソードや感じたことを通じて、南砺市の深い文化や歴史が描かれています。
vol.01: 木彫りのまち・井波で体験する3つのこと
旅の初日、在原さんは井波に位置する宿泊施設「Bed and Craft」に宿泊しました。この施設は「職人に弟子入りできる宿」というユニークなコンセプトを持っています。在原さんは、彫漆家の加茂薫さんのもとで、木彫りの版画を体験。昔から受け継がれる技術を現場で直接学ぶ貴重な体験を通じて、彼女は「古き良きもの」の魅力を再認識しました。
夜は、地元で人気の燻製料理店「nomi」でお食事を楽しみ、その後「KIN-NAKA」で宿泊。料理は地域の食材をふんだんに取り入れたものでした。初日の体験は、在原さんにとって忘れられない一日となりました。
vol.02: 井波をぶらり散歩
続く二日目、在原さんは井波の周辺を散策します。美しい自然に囲まれた環境の中、まず訪れたのは「庄川峡遊覧船」。四季折々の景色を楽しみながらの水上散歩は、心を癒す時間です。
次に、井波彫刻の発祥の地である「井波別院 瑞泉寺」を訪れ、歴史ある寺院の雰囲気に浸ります。さらに、門前町の八日町通りで出会った木彫りの猫たちは、地元の伝統工芸を感じさせる存在でした。そして、腹ごしらえにはベーカリー&カフェ「LAW」に立ち寄り、天然酵母のパンを楽しみました。地元の無農薬野菜を使った料理も、在原さんのお気に入りとなりました。
最後は「haiz coffee」で一息。コロンビアから豆を直接仕入れたコーヒーで、旅の思い出にふけります。
vol.03: 民藝の聖地・福光へ
旅の最後、在原さんは福光と城端のエリアを訪れます。ここは棟方志功や柳宗悦にゆかりの地。民藝の聖地とも言われ、歴史と現代が交錯する場所です。
光徳寺では、アヴァンギャルドな寺院建築に息を呑み、棠方志功が住んでいた住居と美術館で、彼の作品を鑑賞します。また、新たにオープンした「杜人舎」では、泊まりがけで民藝を体感できる宿泊体験も充実。
まとめ
在原みゆ紀さんの南砺市訪問を通じて、伝統文化の魅力と、自然と人が共に生きる姿を感じることができました。今後もこの地域の魅力を発信し続けたいです。ぜひ、富山県南砺市に足を運び、実際にその目で体験してみてください。この特集を通じて新たな発見が待っています。