株式会社ハイブリッドテクノロジーズ(以下、ハイブリッドテクノロジーズ)は2024年7月16日、新潟県を拠点とするDX支援企業「ドコドア株式会社」(以下、ドコドア)の株式を取得し、子会社化することを発表しました。
ハイブリッドテクノロジーズは、日本とベトナムのリソースを融合したハイブリッドなシステム開発サービスを提供しています。日本人のプロジェクトマネージャーが上流工程を担い、ベトナムの豊富なIT人材が実装工程を担当、さらに日本に常駐するベトナム人エンジニアが橋渡し役となることで、顧客の製品開発をトータルサポートしています。
今回の買収は、ハイブリッドテクノロジーズがさらなる成長を遂げるための戦略的な取り組みです。円安など外部環境が大きく変化する中、従来のベトナム国内中心の開発体制に加え、日本国内に開発拠点を設けることで、サービス提供体制を多様化し、外部環境の影響を分散させることを目指しています。
ドコドアは、新潟県内で中小企業向けのDX支援事業を展開しており、以下の3つの強みを持っています。
1. 新潟県内での高い知名度とリモート開発体制の構築ノウハウを活かした優秀なエンジニア採用力
2. Flutter(Dart)やWordPress型開発等のフォーマットによる受託開発体制
3. Salesforceやkintone、freee等のDXツールの導入や運用等での営業支援やバックオフィス業務支援
ドコドアのローコストで受託開発が可能な開発体制と、営業支援やバックオフィス業務効率化の強みは、ハイブリッドテクノロジーズの顧客基盤を拡大し、従来獲得が難しかった顧客層へのサービス提供を可能にします。
また、ドコドアの高いエンジニア採用力を活かすことで、ハイブリッドテクノロジーズの日本国内エンジニアチームを強化し、サービス提供体制の多様化と為替変動などの外部環境からの影響の分散を図ることが期待されます。
ハイブリッドテクノロジーズは、ドコドアの買収により、日本国内におけるDX推進を加速させ、顧客の課題解決に貢献していくとしています。