ワコムが進めるDXハイスクールの教育革新
株式会社ワコムは、文部科学省が2024年度から開始する「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」において、さまざまな製品を導入した学校の事例を公開しました。具体的には、岩見沢緑陵高校、聖学院高等学校、埼玉県立杉戸高等学校の三校がDXハイスクールを通じてワコムの製品を導入し、その活用方法についての詳細が紹介されています。
DXハイスクールとは
DXハイスクールは、デジタル技術の進化に伴い、高校教育をリードするための取り組みであり、全国の学校でのデジタル教育の基盤を強化することを目的としています。この事業は、探求的で実践的な学びを重視し、データサイエンスやプログラミング教育をはじめ、先進的なICT環境の整備を促進しています。2025年度には、ハードウェアの導入に加えて、教育内容やカリキュラムの充実が求められています。
ワコムの取り組みと製品の活用
ワコムのペンタブレットは、プロフェッショナルクリエイターの制作環境で長年にわたって活用されており、教育分野でもデジタルクリエイティブ教育の重要なツールとして採用されています。3DデザインやCG制作、イラストといった分野での教育に幅広く導入され、特にDXハイスクールの枠組みを通じて、大学や業界との連携も進められています。
今回公開された導入事例では、各校がどのようにしてワコム製品を取り入れ、具体的にどのような効果を上げているのかが詳細に説明されています。
各校での成功事例
1. 岩見沢緑陵高等学校
- - 導入製品: 「Wacom Cintiq 16」および「Wacom Movink 13」
- - イラスト制作や校外活動の充実に利用されています。
2. 聖学院中学校・高等学校
- - 導入製品: 「Wacom One」や「Wacom Movink 13」
- - アナログとデジタルを組み合わせたSTEAM教育に取り組む。
3. 埼玉県立杉戸高等学校
- - 導入製品: 「Wacom Cintiq 16」
- - 情報の授業で、クリエイティブな表現に役立てる計画。
これらの事例を通じて、ワコムは教育機関に向けた持続可能なデジタル環境の構築を支援し、学習効果の向上を図っています。
無料ホワイトペーパーの提供
また、ワコムは教育委員会や学校向けに「DXハイスクールでのワコム製品導入事例と活用方法のご提案」と題したホワイトペーパーを提供しています。このホワイトペーパーには、ペンタブレットを使った具体的な授業の進め方や、STEAM教育環境の豊かさを生み出す方法が含まれています。ダウンロードは
こちらから可能です。
まとめ
ワコムは、デジタル教育が進化していく中で、その重要な役割を果たしています。DXハイスクールを通じて、さらに多くの教育機関がデジタル技術を取り入れ、未来のクリエイターを育成する道が開かれています。教育現場におけるワコムのモデルケースは、今後の教育改革において大きな影響を与えることでしょう。
詳しい情報や製品に関するお問い合わせは、ワコムの
公式サイトをご覧ください。