NECネッツエスアイ、企業ボランティア・アワードでの受賞
NECネッツエスアイ株式会社は、東京ボランティア・市民活動センターが主催する「企業ボランティア・アワード」において、名誉ある「インクルーシブ社会奨励賞」を受賞しました。この賞は、都内の企業で働く方々が非営利団体でのボランティア活動に貢献したことを評価するものです。特に、企業の持つ力を活かして社会的な課題に取り組む姿勢が重要視されています。
受賞の背景には、2020年に当社が文京区に本社を構えていた際、社会福祉法人 文京区社会福祉協議会からの依頼がありました。コロナ禍においても新しい交流活動を生み出す必要があるとの要望を受け、特定非営利活動法人COMPASSとともに「東京大学外国人留学生・NECネッツエスアイ日本語リモート交流プログラム」を立ち上げました。
このプログラムは、WEB会議システムを利用することで、コロナ禍の制約がある中でも当社の社員と留学生との日本語交流を可能にしました。留学生が直面する孤立や日本語コミュニケーションの不足といった課題に対する解決策として機能し、その後も活動が継続されています。異文化理解や日本語学習支援の促進を目指し、多くの人々が参加することで相互理解を深める機会となっています。
今回の受賞は、当社が行った地域貢献活動が高く評価された結果と言えるでしょう。NECネッツエスアイでは、企業市民活動に取り組むことで社員自身の社会への感度を高め、主体的な地域貢献活動を支援しています。社員一人ひとりが思いやりを持って行動することが、より良い社会の実現に貢献するのです。
今後もNECネッツエスアイは、企業の社会貢献に関するプログラムの企画や運営を進めていくことで、地域社会のニーズに応える活動を続けていく方針です。ボランティア活動を通じて新たな絆を築き、地域社会からの信頼と期待に応えられるよう尽力していきます。
この受賞を機に、他の企業もボランティア活動に関心を持ち、社会貢献に携わることを期待したいと思います。社会貢献の輪が広がることで、誰もが安心して暮らせるインクルーシブな社会への道がより明確になるでしょう。