森ノ宮医療大学が広報誌「Beyond vol.2」を発行、医療の未来を探る

森ノ宮医療大学が広報誌「Beyond vol.2」を発行

森ノ宮医療大学（大阪市住之江区）は、2024年度の取り組みを網羅した広報誌「Beyond -一歩先の未来へ- vol.2」を公開しました。この広報誌は、同大学が掲げる「想い」を共有し、教育や研究、地域社会への貢献など多様な活動をわかりやすく紹介することを目的としています。

広報誌の目的

「Beyond vol.2」は、学生やその家族、卒業生、地域住民、さらには実習先や協定を結ぶ病院や企業、就職先など、広範囲な関係者に向けて制作されました。これにより、森ノ宮医療大学の教育理念や活動の内容を広く周知し、理解を深めるための強力なツールとなっています。

2024年度の新展開

2024年4月に新設される言語聴覚学科が導入され、学科同士の融合によって新たなチームが生まれます。広報誌では、この新たな学科のスタートを扉を開く象徴的な要素で表現し、既存の7学科の学生との結合が、未来の医療を創造する力になることを訴えています。また、シミュレーションセンター（T-MIC）の設置により、さらなる実践的な教育が展開されることにも注目です。

「想い」のシカケ

この広報誌には、「想い」のシカケとして特に3つのポイントが盛り込まれています。

1. チーム医療教育の特徴

森ノ宮医療大学の最大の特徴は、1年次からの「チーム医療」教育です。全学科共通の授業を通じて、学生は異なる専門性を持つ仲間からさまざまな気づきを得られます。この教育手法は、ハンバーガーのように多種多様な知識や視点を重ね、自身の専門領域を深めていくことが狙いです。

2. 教員たちの裏話

広報誌では教員紹介ページを設け、普段の講義では見えない、教員たちの意外な趣味や特技を紹介しています。これにより、彼らの研究や教育への情熱の源を知るきっかけが提供されています。

3. 教育だけでなく研究にも力を入れる

森ノ宮医療大学は、2024年度に科学研究費助成を受けた課題数が57題にのぼり、成果がPubMedに掲載された論文も多数あります。特に教員の研究姿勢やテーマに迫った内容が取り上げられています。

未来に向けた取り組み

広報誌「Beyond vol.2」では、他にも地域社会との連携活動や、国際的な医療シンポジウムに向けた準備を特集しています。これにより、森ノ宮医療大学が将来にわたって医療の発展に寄与し続ける姿勢が鮮明に示されています。

まとめ

森ノ宮医療大学の広報誌「Beyond vol.2」は、多様な関係者に向けた情報発信の一環として、教育・研究活動の全貌を明らかにする記念すべき資料です。この広報誌を通じて、多くの人が「想い」のシカケを感じ取ることができるでしょう。ぜひ、彼らの取り組みに注目して見てください。誇るべき医療人の育成に期待が寄せられています。