子どもたちの未来を支える新しい寄付の在り方を提案するNancyの挑戦
NPO法人「Nancy」は、子どもたちが自分らしい人生を追求できる社会を目指しています。2025年7月21日に開催予定の「第15回ぎふマーブルタウン2025夏」の準備が進む中、Nancyは新たに寄付の受け入れ方法を導入しました。それは、単なる活動資金ではなく、資産運用を目的とした寄付の仕組みです。これにより、一度の寄付が永続的に子どもたちの挑戦を支えることを目指します。
Nancyの活動概要
現代のNPO法人として活動を続けるNancyは、多様な生き方が認められる社会を志向し、子どもたちの「やってみたい!」を形にするための場を提供しています。主な事業として、以下の3つを展開しています。
1.
ぎふマーブルタウン(こどものまち): 子どもたちが仮想の都市で「挑戦」や「選択」を体験できるイベントで、主体性や協調性を養います。
2.
おやこde資産形成アカデミー: 子どもと親が一緒になってお金に関する知識を学ぶオンラインプログラムです。
3.
ハローインタレスト: 社会人との出会いを通じて、働くことの意義や将来のキャリアについて考えるイベントです。
特に「ぎふマーブルタウン」では、2016年の開始以来、これまでに7,618名の子どもたちが参加し、多くの学びを得ています。コロナ禍でも新しいイベント構成で子どもたちへの配慮を行い、学びの継続を図っています。
新たな寄付の取り組み
Nancyは、従来からの寄付に加え、資産運用を指向した寄付の受け入れを開始しました。この仕組みでは、寄付金がその場で使い切られるのではなく、長期にわたって運用され、運用益は子どもたちの活動の資金源となります。これにより、持続可能な資金調達が可能となり、より多くの子どもたちに機会を提供できるようになります。
副代表理事の谷口達也氏は「寄付は一度きりの支援にとどまらず、永続的な支えとなる可能性がある」と語ります。この資産運用の仕組みを通じて、より安定した活動を続けられると期待されます。
従来の寄付も維持
もちろん、従来通り支援を希望される方はそのままイベントやプログラム用の寄付を行うことが可能です。資産運用に重きを置く寄付は、子どもたちの未来を良好に保つための「育てる資産」として活用されるため、寄付者の方々にも安心してご参加いただけます。
未来を目指して
Nancyの活動は社会的にも評価されており、経済産業省からの「キャリア教育アワード奨励賞」や、岐阜県の「岐阜県地域子ども支援賞」などの受賞歴があります。しかし、運営には依然として多くの努力が必要です。これまでの支援への感謝を込めて、新たな寄付のあり方を広め、より多くの子どもたちに未来の選択肢を増やしていきたいと考えています。
子どもたちが「やってみたい!」を追求できる場を持つことが、これからの社会を形成する鍵となります。Nancyはそのための活動を今後も続けていきます。実際に参加者の保護者からも多くの感謝の声が寄せられ、子どもたちの未来に希望を持つ人が増えています。
Nancyの理念: 未来のための投資
最終的には、子どもたちがこれからの激動の時代においても、自分の力で生き抜く力を身につけることをNancyは目指しています。設立当初からの理念を胸に、これからも子どもたちにとっての「生きた学びの場」を提供し続けなければなりません。
これからの活動に寄付や参加を通じて、皆様もぜひ一緒に支えていただければと思います。興味がある方は、公式サイトやSNSで詳細を確認してください。