新世代品質管理システム
2023-06-01 08:00:01

新たなDX時代を切り拓く「JUSE-QIMS/V6.0」の全貌と可能性

次世代品質管理システム「JUSE-QIMS/V6.0」の登場



近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が増している中で、品質情報管理の分野にも新たな革新が求められています。そんなニーズに応えるべく、株式会社日本科学技術研修所は新世代の品質情報管理システム「JUSE-QIMS/V6.0」を発表しました。このシステムは、化学品、食品、フィルム、ゴムなどの多様な製品・業種に対応しており、長年の導入実績や蓄積されたノウハウを活用したものです。

JUSE-QIMSの特長



JUSE-QIMSは、製品試験結果の入力と合否判定を中心に、外部システムとのひも付けや、成績書の発行機能、高度なユーザ管理機能などを兼ね備えています。これにより、膨大な試験結果や合否情報を一元管理し、データの二次利用や分析が可能となりました。特に、大手化学系工場で20年以上の蓄積された実績をもつ同システムは、品質検査業務の効率化や情報の可視化を実現する力を持っています。

「JUSE-QIMS/V6.0」の新機能



「JUSE-QIMS/V6.0」では、以下の新機能が追加され、さらにユーザビリティが向上しました。
1. 検査情報の取り込み機能の追加:基幹システムからの検査指図や測定装置からのデータをCSV形式で取り込む機能。
2. 出荷情報の取り込み機能の追加:受注出荷システムからの出荷指示をCSVとして取り込み、成績書の発行も可能。
3. 在庫管理機能の追加:製造量や出庫量の登録ができ、ロットごとの在庫管理も行えます。
4. ログ機能の強化:登録、削除、編集の操作ログを記録し、閲覧可能な機能も追加。
5. 画面デザイン・ユーザーインターフェースの刷新:見やすさと操作性が向上し、詳細設定画面を開かなくても操作が可能になりました。

クラウド環境への対応



今後は、オンプレミスだけでなくAWS等のクラウド環境でのシステム利用も増加することが予想され、それに伴い「JUSE-QIMS」のクラウド版も開発が進められています。これにより、さらに品質管理業務の効率が上がることが期待されています。

まとめ



担当者によると、「新しいバージョンでは画面デザインが刷新され、他システムとの連携も強化されています。これにより検査情報や出荷情報の取り込み、在庫管理、ログ機能などを通じて、品質管理業務の一助となることを目指しています。」と語っています。

株式会社日本科学技術研修所は、1958年に設立された会社で、日本の品質管理をリードする役割を果たしています。その活動の一環として、システム開発やデータ解析などを通じてバリューを提供しています。今後の展開にも大いに期待が寄せられています。

会社情報

会社名
株式会社日本科学技術研修所
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-10-11
電話番号
03-5379-1319

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。