『GREENable HIRUZEN』
2021-06-25 10:00:08

岡山県真庭市に誕生!新しいサステナブルの拠点『GREENable HIRUZEN』

岡山県真庭市に新たなサステナブル拠点『GREENable HIRUZEN』がオープン



2021年7月15日、岡山県真庭市にサステナブルをテーマにした新たなランドマーク『GREENable HIRUZEN』がオープンしました。この施設は、蒜山高原の観光を推進し、持続可能な開発の重要性を広めるための拠点として設計されています。

真庭市の循環型経済の取り組み


真庭市はこれまで廃棄物として処理されていた製材端材や林地残材を再利用し、木質バイオマス発電所の燃料として活用してきました。これにより、価値を持たなかった資源が経済の循環の中で有効活用されています。2018年には、「SDGs未来都市」に選定されるなど、持続可能な開発目標への取り組みが評価されています。

コミュニティ・ブランド“GREENable”の設立


新しいブランド「GREENable」は、自然と持続可能性を大切にし、地域振興に寄与するコミュニティとして阪急阪神百貨店と連携して立ち上げられました。このブランドの理念を具現化するために設立された『GREENable HIRUZEN』は、自然環境との調和を大切にした施設です。

施設の特徴


『GREENable HIRUZEN』は、次のような施設で構成されています:
  • - CLTパビリオン「風の葉」:この象徴的な建物は、隈研吾氏が設計したもので、真庭市産のCLT(直交集成板)を用いています。
  • - 蒜山ミュージアム:隈研吾氏の作品に関する展示ほか、現代アートを通じた学びの機会を提供します。
  • - ビジターセンター・ショップ:サステナブルな製品を販売し、訪問者にその価値を伝えます。
  • - サイクリングセンター:環境保全活動や体験メニューを通じて、自然を楽しむ機会を提供します。

隈研吾氏の想い


この施設の指導者である隈研吾氏は、自然との共生をテーマにした建築を目指しており、内部に居ながら風を感じることができるような設計をしています。建物は木の葉の形状を模してデザインされ、訪れる人々に自然との一体感を提供します。

オープニングイベントの開催


7月15日のオープン記念日には、特別なイベントが開催され、隈氏やソトコトの編集長がサステナブルに関する講演を行いました。人々が楽しみながらサステナブルなライフスタイルを学べる場となることが期待されています。

おわりに


『GREENable HIRUZEN』は、岡山県真庭市の魅力を発信し、地方創生や持続可能な社会の実現に寄与する新しい拠点として、多くの人々を迎え入れています。この施設でサステナブルな未来を体験してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
真庭市
住所
岡山県真庭市久世岡山県真庭市久世2927-2
電話番号
0867-42-1111

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