チームへの愛が導く勝利のカギ—石田健太郎選手インタビュー

チームへの愛が導く勝利のカギ

7月に行われたFリーグの月間MVP受賞者として、バルドラール浦安の石田健太郎選手が選ばれました。彼はキャプテンとしてチームを引っ張り、圧倒的なパフォーマンスで首位を維持しています。インタビューを通じて、彼の考え方やチームへの思いを深く掘り下げていきます。

MVP受賞の感想

「特別な結果を出したわけではない」と語る石田選手ですが、その言葉の裏にはチーム全体の努力を意識する姿勢があります。彼は自身の受賞は、圧倒的にチームメイトの頑張りによるものであると強調し、バルドラール浦安として評価されることが最も重要だと考えています。

今季の戦い方とは

石田選手は、昨シーズンと比較して今シーズンの浦安がより守備に重きを置いていると感じています。実際、実施された試合では相手に多くシュートを打たれながらも、勝利を収める力強いディフェンスを見せています。彼の意識する「1回のチャンスをモノにする」といったアプローチが、勝利の要因となっているのです。

チームメンバーとの連携

特に、現在のセットにおける新加入選手との連携について、石田選手は高い評価をしています。「レアンドロ選手やカズ（菅谷知寿）選手が入り、今までとは違うフットサルを展開できている」と彼は語り、特に左利きの選手が新たに加わることで横への展開が加速しています。これにより、ピッチ上でのプレーのスピード感が増しているとのこと。

自身のプレースタイル

石田選手は、自身が得点を決めることよりも他の選手との連携を重視しています。特に本石猛裕選手との協力関係については「見ることなく出しても、そこにいる感覚がある」と彼は言い、長い合作の中で生まれる信頼感の強さを感じています。相手の動きを見ながら、どういったプレーを行うかを即座に判断し、自らが中核となってチームを動かす意識が強いです。