日本ワインの未来を支える原木園プロジェクト
一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会(以下、JVA)は、2025年4月から始まる「日本最大級のワインブドウ原木園」の設立に向けてクラウドファンディングを展開し、支援総額2900万円を突破しました。このプロジェクトは、全国の生産者が安心して使用できるワイン用ブドウ苗木の安定供給を目指すものです。
プロジェクトの概要
JVAの代表理事である鹿取みゆき氏は、「ウイルスチェック済みの多様な苗木を供給する体制を構築し、日本ワインの持続可能な発展を支えたい」との意気込みを語っています。この取り組みは、日本のワインブドウ栽培が直面するウイルス汚染や気候変動への脆弱性を打破することを目的として進められています。支援は2024年6月13日まで受け付けているため、関心のある方はぜひ参加を検討してみてください。
なぜ原木園が必要なのか
現在、日本のワイン業界はブドウ苗木の供給不備に悩まされており、多くの生産者は病害リスクを抱えた苗木を使用せざるを得ない状況です。このままでは、50年後、100年後の日本ワインの未来が危ぶまれます。したがって、JVAの原木園プロジェクトは、ワイン用ブドウの持続可能な栽培を支える重要な試みなのです。
クラウドファンディングの意義
2900万円という達成金額は、国内のワイン関連プロジェクトとしては最大規模のものとなりました。これは、全国のワイン愛好者や生産者の力を集結させた証でもあります。プロジェクトの目標は、ただ資金を集めることではありません。最終的には、次世代に向けて、日本ワインが安定して発展し続けるための基盤を築くことが求められています。
JVAは今後、クラウドファンディングを通じて集まった資金を用いて、苗木供給のさらなる多様化、育成圃場の整備、そして次世代への教育と研究に力を入れていきます。これにより、多くの生産者が安定して高品質なワインを生み出せる環境を整えていくことが期待されています。
皆様のご支援が必要です
このプロジェクトは私たちJVAだけのものではありません。ワインを愛するすべての人々が共に支え合って、日本ワインの未来を築いていくチャレンジです。この数日間の支援も、未来に向けた重要な投資につながります。一人ひとりの支援が、次代のブドウ栽培と日本ワインの土壌を豊かにしていきます。
最終受付日は2024年6月13日まで。ぜひご家族や友人、ワイン好きな方々にこのプロジェクトを共有し、未来へ繋がる一歩を共に踏み出しましょう!
お問い合わせ
JVAに関するご質問は、担当の掛川までご連絡ください(Email:
[email protected])。多くの皆様と共に、日本ワインの素晴らしい未来を創り上げていきましょう!
【クラウドファンディングリンク】
▶
ご支援はこちらから