株式会社ナウキャスト、Snowflakeサービスパートナー「Select」に認定
株式会社ナウキャストが、米国カリフォルニアに本社を置くSnowflake Inc.のサービスパートナー「Select」に選ばれたことが発表されました。ナウキャストは、Finatextグループの一員として次世代金融インフラを提供し、組込型金融の実現に貢献しています。この認定により、ナウキャストはデータクラウドの大手企業としての地位を一層強化し、ビジネスの発展が期待されています。
Snowflakeとは?
Snowflakeは、2012年にシリコンバレーで設立されて以来、急成長を遂げているクラウド型データプラットフォームです。従来のデータウェアハウスとは異なる新しいアーキテクチャを持ち、オンプレミスからのスムーズなクラウド移行を可能にするなど、企業にとって多くの利点を提供します。また、競争力のある価格体系も大きな魅力の一つです。
サービスパートナー「Select」の意義
「Select」とは、Snowflakeの活用において卓越した実績を持つプロフェッショナル企業を選定する制度です。ナウキャストの認定により、オルタナティブデータの活用における専門性が高く評価されたことが裏付けられました。
ナウキャストの実績
ナウキャストが持つビッグデータ解析の能力は、POSデータやクレジットカード決済データ、求人広告データなど多岐にわたります。これらのデータを駆使して、機関投資家や事業会社に対して有益な情報の提供を行っています。さらに、生成AIの技術も活用し、企業のデータ活用力を高める支援をしています。社員の約半数がデータエンジニアとして活躍し、自社開発のデータ基盤を利用しながら、「Snowflake」をデータウェアハウスとして全面的に導入しています。
未来への道筋
今後、ナウキャストは「Snowflake」の機能を最大限に活かし、生成AIの導入を進めていく予定です。特にオルタナティブデータの利活用や資産運用に特化したデータエンジニアリングに注力し、企業の事業活動をより一層支えることを目指しています。将来的には、国内外250社以上のパートナーシップを通じて、より広範な業務支援を図る計画です。
Finatextグループについて
Finatextグループは「金融をサービスとして再発明する」というビジョンのもと、次世代金融インフラの構築を進めています。ナウキャストの他にも、証券ビジネスプラットフォームを手がける株式会社スマートプラスや、次世代型デジタル保険を提供する企業が同グループに含まれています。これにより、業界全体の新しい金融サービスの在り方を模索し続けています。
結論
株式会社ナウキャストのSnowflakeサービスパートナー「Select」への認定は、同社のビジネス戦略と技術力をさらに際立たせるものです。今後の活躍が大いに期待される中、金融業界全体でのデジタルトランスフォーメーションが加速することでしょう。