玉川高島屋S・Cの屋上庭園が環境省に認定
玉川高島屋ショッピングセンターの屋上庭園、「フォレストガーデン」と「ローズガーデン」が、環境省から「自然共生サイト」として認定されました。この嬉しいニュースは、環境に取り組む企業としての高島屋グループの姿勢を一層明確に示すものとなります。
この認定は、東神開発株式会社が運営する庭園で、4,300㎡の広大な屋上緑地には約160種類の植物が生息しています。これらの庭園は、周囲の多摩川や国分寺崖線と連携し、地域の生態系の重要なハブとして機能しています。人々と生き物が共存できる空間として、訪れる人々にとっても「憩いの場」となっているのです。
生物多様性の保護に向けた取り組み
今回評価されたのは、創業当初からの継続的な緑園づくりや、環境教育に対する熱心な取り組みです。特に評価されたのは、30%以上の陸と海を健全な生態系として保護しようとする国際目標「30by30」の実現に寄与する活動です。環境省が設けた自然共生サイトは、民間や自治体が持つ生物多様性を高めるための売上保全区域を認定する新制度であり、玉川高島屋の屋上庭園がそれに該当するのは特筆すべきことです。
今後、この認定を受けた区域は国際的なデータベースに登録され、世界中での生物多様性保全の重要性が高まる中、玉川高島屋の取り組みも広く知られることになるでしょう。
環境問題への姿勢の強化
高島屋グループは、これまでにも地球環境を守るための多様な活動に取り組んできました。特に、地球温暖化の防止やCO2の削減に関連する活動は、企業の中核に位置付けられています。気候変動による自然災害や高温化、生物多様性への影響が増す中、企業としての責任を果たしながら、持続可能な社会の実現に貢献し続けることでしょう。
玉川高島屋の屋上庭園は、単なるショッピングセンターの一部ではなく、自然との調和を図る場所としての役割を果たしています。地域の環境に配慮した運営が、さらなる緑の空間を創造し、多様な生き物たちが豊かに育てる環境へと進化していくことは、訪れる全ての人々にとっても喜ばしいことです。
この屋上庭園の取り組みや、さらなる詳細については、東神開発の公式ウェブサイトでも紹介されており、継続的な自然教育の充実も図られています。これからも、玉川高島屋が地域の環境保護の象徴として、引き続き注目されることを期待したいと思います。
詳細リンク:
屋上庭園がつなぐ二子玉川の自然