JVCケンウッド・パートナーズ、本社の取組の新たなステップ
2025年2月20日、JVCケンウッドグループの一員である株式会社JVCケンウッド・パートナーズが、厚生労働大臣より特例子会社として認定されました。この認定は、障がい者の雇用を促進し、安定を図るための特別な配慮が評価されたもので、今後企業の成長と社会貢献が期待されます。
特例子会社とは
特例子会社とは、障がい者が働きやすい環境を整え、一定の条件を満たした上で厚生労働大臣から認可を受けた会社のことを指します。特例子会社では、雇用される障がい者が親会社に雇用されているものと見なされ、雇用率の算定においても同一の事業所として扱われます。これにより、JVCケンウッド・パートナーズは、より多くの障がい者に雇用の機会を提供することが可能になります。
現在の社員と今後の計画
現在、横浜にある本社では、障がいを持つ社員たちが販売スタッフ、清掃、事務サポートなどの業務を担っています。この特例子会社としての認定を受けて、今後はさらに障がい者雇用のチャンスを広げ、個々の特性に応じた業務を創出していく方針です。
VISION2025に基づく企業価値の最大化
JVCケンウッドグループは「VISION2025」という中期経営計画を掲げており、その中での人的資本戦略の一環として「障がい者の雇用と活躍の場の促進」を重要視しています。この取り組みにより、さまざまな背景を持つ社員が生き生きと働ける環境を整え、多様性が尊重される風土づくりに力を入れています。こうした努力は、社内のイノベーション創出や、持続可能な社会の実現に寄与することが期待されています。
企業情報
株式会社JVCケンウッド・パートナーズは、神奈川県横浜市に本社を構え、保険代理店業や物品販売、不動産斡旋といった事業を展開しています。資本金は20百万円、株主は株式会社JVCケンウッドが100%を占めています。また、障がい者の雇用数は2025年3月1日現在で13名となっています。
公式ウェブサイトは
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未来への展望
JVCケンウッド・パートナーズは、特例子会社の認定を新たな起点とし、障がい者の雇用機会の拡充を図ります。また、多様で活気ある職場環境の促進を通じて、企業の持続的な成長を支えることを目標にしています。これによって、より良い社会の構築に貢献することを目指しています。