Pale Blue、宇宙へ飛び立つ!
2026-01-30 15:36:09

Pale Blueが宇宙戦略基金に採択、超小型輸送機の開発を開始

Pale Blueが宇宙戦略基金に採択



株式会社Pale Blueは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が推進する宇宙戦略基金の技術開発テーマ「空間自在移動の実現に向けた技術」に採択されました。これにより、同社は国立大学法人東京大学と連携し、超小型軌道間輸送機の開発を本格化させます。

左から、Pale Blueの技術戦略室プロダクトマネージャー猪股仁氏、共同創業者兼代表取締役の浅川純氏、東京大学の准教授である船瀬龍氏、小泉宏之氏が関与するこのプロジェクトは、宇宙における輸送に革命をもたらすことを目指しています。

軌道間輸送機とは


軌道間輸送機(OTV: Orbital Transfer Vehicle)は、ロケットから切り離された後に様々な軌道間を航行し、宇宙における物流を支える重要な存在です。具体的には、衛星やその他のインフラの設置、衛星やペイロードの輸送等に用いられます。Pale Blueは、この「シスルナ」と呼ばれる地球と月の間の領域を含め、さらにはその先の多様な目的軌道に対応可能な高頻度かつ柔軟な超小型軌道間輸送機を開発する計画です。

新たな宇宙輸送インフラの必要性


最近、宇宙空間における様々な移動手段として、大型ロケットや大型の軌道間輸送機に依存する「幹線輸送」が注目されています。しかし、宇宙経済圏が拡大する中で、大規模輸送だけでは十分な対応が難しくなっています。特に、シスルナ以遠へのアクセス手段の限界が課題です。Pale Blueは、超小型軌道間輸送機によって「枝線輸送」を提供し、新たなニーズに応えることで、宇宙輸送インフラの拡充を目指します。

東京大学との連携


本事業では、東京大学との密な連携が不可欠です。同大学は、内閣府の最先端研究開発支援プログラム「ほどよしプロジェクト」や、超小型深宇宙探査機「PROCYON」など、多くのミッションを通じて超小型衛星・探査機の運用実績を積んできました。そのため、東京大学は軌道制御や自律運用技術の開発、深宇宙環境に耐えうる宇宙機の設計において、重要な役割を果たします。

事業のビジョン


Pale Blueは、宇宙戦略基金からの採択を契機に、超小型軌道間輸送機を自社製の推進機で支える新たな事業に乗り出します。推進機の性能を最大限に発揮し、迅速な輸送サービスを提供すると共に、その知見を推進機の開発にフィードバックします。これにより、両事業の相乗効果を生み出し、さらなる成長を目指します。

Pale Blue会社概要


Pale Blueは2020年に設立され、小型衛星向けの推進機を開発・製造してきました。これまでの宇宙作動に成功を収め、信頼性の高いソリューションを提供しています。今後も製品ラインナップの拡充や生産体制の強化を進めながら、宇宙産業の中核を担う存在として次世代の宇宙開発を推進します。

公式ウェブサイト: Pale Blue


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会社情報

会社名
株式会社Pale Blue
住所
千葉県柏市柏の葉5-4-6東葛テクノプラザ610号室
電話番号

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