2024年9月、テラドローン株式会社がカナダ・モントリオールで開催された国際民間航空機関(ICAO)が主催するシンポジウム『AAM 2024』に参加し、次世代エアモビリティに関する議論を行いました。このシンポジウムは、空飛ぶクルマや運航管理システムに焦点を当てた初の国際イベントであり、各国の専門家や関係者が集結し、次世代エアモビリティの未来について活発な意見交換が行われました。
テラドローンは、ベルギーの子会社Unifly NVとの連携により、運航管理システム(UTM)に関する最新情報と技術を提供し、次世代エアモビリティの普及促進に向けた取り組みを披露しました。本シンポジウムでは、特に『Innovation Powered by AAM』というテーマのもと、産業の規制調和や技術革新に関する重要な移行段階の課題が議論されました。
9月11日には、テラドローンの執行役員でありUnifly NVのCCOである羽渕毅がパネルセッションに登壇しました。彼は、AAM規制の国際的な調和を図るとともに、業界のイノベーションを進めるための方策について意見を述べました。このセッションには、航空関連企業や国際機関の専門家が集まり、具体的なアプローチや事例を共有しました。
テラドローンが参加することにより、業界内の意見交換が促進され、次世代エアモビリティの実現に向けた道筋が一層明確になったと言えます。また、テラドローンは会場内でブースを設け、業界の主要プレイヤーとの活発な交流を行い、次世代の航空技術に対する理解を深める機会を得ました。これにより、同社のビジョンである「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」がさらに具現化されることでしょう。
今回のシンポジウムは、次世代エアモビリティに対する世界的な認識を高め、各国の規制を調和させるための重要なステップとなりました。テラドローンは、引き続きAAM市場の発展に寄与し、安全で効率的な空の交通ネットワークの確立を目指します。これからも、多様な技術の導入と革新を進め、未来の移動手段としての空飛ぶクルマの普及に貢献していくことでしょう。