ZoomとClaudeの新たな連携
2026年4月9日、カリフォルニア州サンノゼにて、Zoom Communications, Inc.はAIプラットフォームに特化したAnthropicとの新しい連携を発表しました。この連携により、ユーザーはZoom Meetingsから得られるデータを簡単にアクセスし、Claude CoworkやClaude Codeを活用したワークフローを構築できるようになります。具体的には、Model Context Protocol(MCP)という新しい規格を活用し、ZoomのミーティングインテリジェンスをClaudeに取り込み、より効率的な業務プロセスの実現を目指します。
ミーティングインテリジェンスの活用
Zoomの最新コネクタを利用することで、ユーザーは以下の機能にアクセスできます。
- - AIによるミーティングの要約
- - 文字起こし機能
- - ビデオレコーディングの取得
- - スケジュール管理機能
これらの機能を通じて、Claude内で自然言語処理を活用した効率的な操作が可能になります。また、ミーティングの終了後には、スマートなフォローアップが自動で生成されるため、作業の効率化が図れます。これにより、参加者は重要な意思決定を迅速に抽出し、次のアクションにつなげることができます。
新たなワークフローの構築
Zoomの最高技術責任者X.D. Huang氏は、「AIが現実のコンテキストに基づいて行動することでその有用性が高まる」と強調しています。この連携により、ユーザーは会話を起点としたワークフローをClaudeで容易に構築でき、業務の合理化が期待されます。
たとえば、ユーザーはミーティングの要約を検索し、関連する重要な情報を見つけたり、会話に基づいたアクションアイテムやドキュメントを生成することができるため、これまでのようにツールを切り替える手間が省けます。
開発者向けの機能拡張
さらに、ZoomはClaude Code向けのプラグインも発表しました。このプラグインは、開発者がミーティングインテリジェンスを自らの開発フローに組み込むことを可能にします。これにより、プロジェクトのリーダーやソフトウェア開発者は、参加したミーティングをすぐに実行に移せる構造化情報として扱うことができます。MCPに基づくこのプラグインは、セキュリティを確保しつつ、自動化やボットの作成もサポートします。
セキュリティと新しいEcoシステム
Zoomはこの連携を実現することで、エコシステム全体でのデータの安全性を高めています。顧客の情報を移動させることなく、Zoomプラットフォーム内でのセキュアなデータアクセスが可能になりました。これによって、ミーティングデータが保護されるだけでなく、広範囲なアプリケーションへの対応も期待できます。
ZoomとClaudeの連携は、今後AIによるビジネスプロセスの改善に寄与し、業務の自動化をさらに加速させることでしょう。
本たままは、Zoomの企業顧問やオープンエコシステムへのコミットメントを映し出すとともに、AI Companion機能の進化を促進する重要なステップといえます。これにより、ユーザーは自らのワークフローを効率化し、ビジネスの成果を向上させることが可能になります。これらの機能は本日より提供が開始され、ユーザーはClaudeの設定内でこれらにアクセスできるようになります。なお、AI Companionを利用するためには、有効なZoomライセンスが必要です。