豊岡演劇祭2024の魅力を引き出す取り組み
豊岡市では、2024年9月6日から23日までの期間に「豊岡演劇祭2024」が開催されます。これに合わせて、地域の観光を促進するため、バス乗り放題チケットとスタンプラリーが登場します。これらの施策は、豊岡演劇祭実行委員会とscheme verge株式会社のコラボレーションにより実現しました。
1. スタンプラリー「うずまくスタンプラリー」
「うずまくスタンプラリー」は、豊岡市内や周辺の養父市、香美町、朝来市の40を超える演劇祭会場に置かれたスタンプを集める楽しみがあります。参加者は所定のスタンプ数を達成すると、特典と交換できるという仕組みになっています。
- - 実施期間: 2024年9月6日(金)〜23日(月・祝)
- - 参加費: 無料
- - 引き換え会場:
- オフィシャルミーティングスポット(まちの基地アンテナ)
- ミーティングスポット(ブックストア・イチ、Cafe Coucou、日高の文化商店伝所鳩、Wind-Up Bird Books)
- フェスティバルセンター
また、公演中の一部は会場で特典と引き換えることが可能です。スタンプラリーへの参加は無料で、どなたでも楽しむことができますが、特典は数量限定のためお早めにご参加を。特典が無くなり次第、引き換えも終了となる点を注意しましょう。
2. バス乗り放題チケット
豊岡演劇祭専用の「バス1日乗り放題チケット」も用意されています。このチケットを利用すれば、豊岡市内の全但バスを1,000円で1日中利用可能です。移動するにあたって、事前にいちいちお金を支払う必要がなく、観劇や観光に専念することができます。
- - 実施期間: 2024年9月6日(金)〜23日(月・祝)
- - 価格: 1,000円
- - 利用アプリ: Horai
チケットはスマートフォンでの簡単な操作で取得でき、バスの乗降時にアプリの画面を読み取るだけで利用を開始できます。特に演目間の移動や観劇前後の観光に最適です。しかし、「市街地循環バス コバス」は乗り放題対象外のため、利用したい方は現金での支払いが必要です。
3. 観光活性化の促進を目指して
このような取り組みは、豊岡演劇祭の来訪者が地域内を周遊するきっかけとなります。また、演劇祭によって増加する人流を分析し、持続的な観光促進に役立てることを目指しています。データ分析は、個人情報を取り除いた方法で行われ、地域密着型の観光施策や文化振興についての参考資料として活用される予定です。
4. 豊岡演劇祭2024を通じて
豊岡演劇祭は、舞台芸術を中心とした文化イベントであり、2020年からスタートし、年々来場者数が増加しています。特に2023年には過去最高の23,647人を記録しました。国内外のアーティストにとって交流の場を提供し、多様な文化や価値観に触れる機会を創出することを目的としています。
また、地域住民や観光客を巻き込んだプログラムを展開し、地域社会の活性化にも寄与しています。今年の演劇祭をきっかけに、多くの方々が但馬地域の魅力を発見し、楽しい思い出を作ることを願っています。
詳しい情報は豊岡演劇祭公式ウェブサイトをご覧ください。
豊岡演劇祭公式ウェブサイト