大阪なんばHatchでの新たなアートスタイル、敦煌飛天
今年、香港で大きな話題となった展覧会「新・シルクロード 敦煌飛天」が、東日本大震災復興支援のチャリティーイベントとして大阪のなんばHatchで開催されます。このイベントは、音楽やダンス、絵画と彫刻の展示のみならず、講演なども行われる多様なアート展覧会として注目を集めています。
この展覧会の最大の特徴は、中国と台湾のアーティストによる作品を通じて、日本の復興支援への願いが込められている点です。参加者は無料で展覧会を楽しむことができ、会場では募金活動も実施されます。このような多角的なアプローチが襲いかかる災害の体験からの回復を支えています。
本展覧会には、名高いアーティストたちが来日し、彼らの技術と情熱が直接伝わります。特に、敦煌芸術の三大巨匠である王峰先生、高山先生、牛玉生先生によって描かれる優美な石窟壁画の模写や、21世紀の新しい敦煌スタイルを取り入れたオリジナル作品が見どころです。
また、敦煌彫刻の巨匠・杜永衛先生の作品も展示されます。彼は敦煌石窟の仏像や飛天女神の彫刻を手がけ、その美しさで訪れた人々を魅了します。特に、唐代の敦煌壁画に描かれた飛天女神が古楽器である阮咸を奏でる姿は、日本の文化において貴重な展示となります。この作品は、原本は奈良東大寺の正倉院にのみ所蔵されていますが、特別に再現されることが決定しました。
香港中華音楽団の首席である阮仕春先生は、この古楽器の奏法を完全に復元し、原音の古楽曲が2023年の大阪で再び演奏されることになります。このコンサートは、古音調の琵琶と阮咸を通して、唐の時代の音楽がどのようなものであったかを体験できる素晴らしい機会です。
さらに、台湾で道経学や易経学の権威である石湘台先生による講演会も予定されており、アートと文化が融合する瞬間を体感できます。
また、特別なイベントとして、女性12人からなるグループ【ViVA Girls】が初来日し、コンサートを開催します。中国の伝統楽器を使った演奏を通じて、この新しい世代のサウンドを披露します。
この展覧会は、アートの新境地を切り開く試みであり、訪れる人々に深い感動と新たな視点を提供することでしょう。
開催概要
日時:
- 7月11日(月) 12:00〜19:00
- 7月12日(火) 11:00〜19:00
- 7月13日(水) 11:00〜17:00
- 7月14日(木) 11:00〜17:00
日時:
- 7月13日(水) 開場 18:30 / 開演 19:00
- 7月14日(木) 開場 18:30 / 開演 19:00
コンサートは完全招待制で、抽選で250組(500名様)を招待します。応募はメールにて受け付けており、空メールを以下のアドレスに送信することで応募できます。詳細は返信でお知らせします。
メールアドレス:
[email protected]
最新情報は公式サイトをご確認ください:
ViVA Girls
- - 会場: 大阪なんばHatch
- - 料金: 無料