マカフィーが2018年クラウド事業戦略を発表しセキュリティ強化を図る

マカフィーが2018年の事業戦略を発表



マカフィーは2018年におけるクラウドセキュリティに関する戦略を発表し、業界の変化に対応することでデータ保護の強化を図る方針を明らかにしました。特に、データがクラウド上に置かれることが一般的になるにつれて、これらのデータがサイバー攻撃の対象となりやすいことが問題となっています。これを受け、マカフィーはクラウドサービスの利用において新たに浮上している課題、いわゆる「シャドーIT」にも対応する必要性を認識しています。

サイバー攻撃の脅威



近年、企業の情報システム部門が把握していないクラウドサービスの利用が増える中で、従業員が無許可でクラウドサービスを利用することで、機密データが漏洩する危険性が高まっています。このような現象は、企業が提供するセキュリティ対策だけでは防ぎきれないため、新たなセキュリティインフラの構築が求められています。マカフィーはこのニーズに応えるため、特にCASB(Cloud Access Security Broker)への需要が高まっていることに注目し、システムの強化を目指しています。

クラウドセキュリティ営業本部の設置



この戦略を実行に移すため、マカフィーは2018年2月1日に日本国内にクラウドセキュリティ営業本部を設立しました。この新たな組織が目指すのは、クラウドセキュリティ市場において50%以上の売り上げシェアを獲得することです。強固なセキュリティ環境を提供するためには、適切なリスクアセスメントが欠かせません。

McAfee Skyhigh Security Cloudの導入



マカフィーが提供するMcAfee Skyhigh Security Cloudは、さまざまなクラウドサービスを包括的に把握し、客観的なリスクアセスメントを行います。この製品により、異常なデータの流出を予測・検知し、競合他社との比較を通じて、全体的なリスクを定量的に評価できるようになります。また、アクセスコントロールの強度やデータ暗号化、行動監視といった多様なポリシー制定オプションも用意しており、企業はそれぞれのニーズに応じたセキュリティ対策を講じることが可能です。加えて、既存製品であるMcAfee Web GatewayやMcAfee Network Security Platformと組み合わせることで、マカフィーのクラウドポートフォリオをさらに強化し、より安全なビジネス環境を実現することを目指しています。

より安全な世界を目指すマカフィー



今後もマカフィーは、業界や製品、組織、個人の枠を越えて協力しながら、より安全で安心できる社会を実現するための取り組みを継続していきます。そして、企業および個人向けのセキュリティソリューションを提供し続け、皆様の大切なデータを守ることに努めます。
マカフィーの公式ウェブサイトにて詳細情報を確認することができます。
マカフィー公式サイト

*マカフィー関連のロゴや製品名は、米国および他の国におけるMcAfee LLCの商標です。

会社情報

会社名
マカフィー株式会社
住所
東京都千代田区有楽町1-13-2第一生命日比谷ファースト12階
電話番号
03-6892-5524

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