PVロールスクリーン登場
2025-04-14 13:21:40

世界初の室内設置型太陽光発電「PVロールスクリーンシステム」受注開始

室内設置型太陽光発電「PVロールスクリーンシステム」がついに登場



株式会社LIXILは、革新的な太陽光発電設備「PVロールスクリーンシステム」の受注を2025年6月より開始することを発表しました。これは、世界初の室内側から窓に設置できるロールスクリーン型の太陽光発電装置で、これまでの技術を大きく進化させています。

新しい発電スタイルの誕生


「PVロールスクリーンシステム」は、従来のロールスクリーンとしての遮光やプライバシー保護の機能に加え、発電機能を併せ持つことが特徴です。これにより、省エネと創エネの両立が実現され、脱炭素社会の実現に向けて大きな一歩を踏み出す技術とされています。

特に、日本政府が目指す2050年のカーボンニュートラルに向け、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化が推進される中で、特に既存のビルにおける太陽光発電の導入は大きな課題でした。しかし、PVロールスクリーンは窓の室内側に容易に後付けできるため、複雑な工事や長い工事期間、限られた設置スペースなどの課題を解決することが期待されています。

実証実験と普及計画


LIXILは2024年3月、福岡県宗像市と協定を結び、実証実験を行いました。この実験では、3か所の公共施設にPVロールスクリーンを設置し、その効果を検証しました。技術やデザイン性も高く評価されており、「令和6年度気候変動アクション環境大臣表彰」での大賞受賞や「2024年度グッドデザイン賞」を獲得しています。

この新技術は、マンションやビル、公共施設の改修を手掛けるLIXILリニューアルを通じて展開される予定です。特に、既既築ビルにおける設置が進めば、低炭素化に向けた大きな貢献が期待されます。

驚くべき発電能力


「PVロールスクリーンシステム」は、その設計において最大でスマホ9台分、またはPC3台分の電力を1日で生成できるポテンシャルを秘めています。この機能は、通常のロールスクリーンの使い方のほかに、災害時の電力源としても利用できるため、レジリエンス強化にも貢献します。

まとめ


環境問題が深刻化する中、「PVロールスクリーンシステム」は新しい太陽光発電のカタチを提供するものとして、今後ますます注目されるでしょう。LIXILの革新的な技術は、持続可能で豊かな未来の生活を実現するための重要な要素となることが期待されます。今後もLIXILの進展に目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社LIXIL
住所
東京都品川区西品川一丁目1-1大崎ガーデンタワー24F
電話番号

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