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クアルトリクス、日本における新たな展開

クアルトリクスが日本に新オフィスを開設し、アジア太平洋地域での存在感を強化する動きを見せています。この重要な市場において顧客に高品質なサービスを提供するため、同社は東京に拠点を置くことを決定しました。

リーダーとして任命されたのは、テクノロジー分野で19年の経験を持つ熊代悟氏です。熊代氏はクアルトリクス・ジャパンの責任者として、日本国内でのクライアントの成功を確保するために全力を尽くします。彼は2018年中に11人の初期チームを形成する計画で、エクスペリエンス・マネジメントの実装やマーケティング、技術機能の拡張を担います。

今後の展望として、クアルトリクスは日本国内で50名以上の現地スタッフを雇用し、さらに大規模な顧客基盤を構築する考えです。将来的には300社以上の顧客にサービスを提供することを目指しています。

日本市場における可能性

クアルトリクスのマネージング・ディレクターであるビル・マクマレー氏は、「日本市場は常に最高品質の製品を求める市場であり、企業は顧客体験の重要性を認識し始めています。これにより、顧客は製品やブランドへの忠誠心を高め、競争力を維持することが可能になります」と述べています。

熊代悟氏も「日本の企業がエクスペリエンス・マネジメントに注力し、競争優位性を見出すのは今がチャンスです」と語り、クアルトリクスが提供するプラットフォームによって日本市場やグローバル企業のビジネスを支援する意欲を示しました。

クアルトリクスのエクスペリエンス・マネジメント（XM）プラットフォームは、全てのエクスペリエンスデータを一元化して管理できる仕組みを提供します。このプラットフォームにより、企業はカスタマーエクスペリエンスやプロダクトエクスペリエンスなど、顧客に関わる様々な要素を最適化できます。

実績と今後の展望

現在、クアルトリクスは日本国内の教育機関を含む35社以上の顧客を獲得しており、特に22の大学、なかでも東京大学や京都大学を含む旧帝国大学の約71%が同社のサービスを利用しています。また、クアルトリクスは「Forrester Wave」においても高い評価を受け、「リーダー」として選ばれています。

これまでに3回のファンディングを経て、総額4億ドルの資金調達に成功し、2017年の企業価値は25億ドルに達しています。

「エクスペリエンス・マネジメントは次世代のビジネスアプリケーションであり、日本市場でも急速に需要が高まっています。当社は多くの企業との連携を通じて、顧客を獲得し、維持し続けるための成功をサポートする方針です」とビル・マクマレー氏は言います。

今後もクアルトリクスが日本市場でもたらす影響が注目されます。会社の詳細は、公式サイトで確認できます。

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